2024年4月23日

ポイント戦国時代

今週から始まった、TポイントのVポイントへの統合。先々週位からかな、コンビニでTポイントを使おうとすると定員さんが「最後に言わせてください」とTポイント終了の告知をする、凄く自虐的なCMが流されていて、をぃをぃ突っ込むなぁと変な関心をしていました。で、今週から統合がスタートしたら、今度はシチュエーションは同じながらも、Vポイントに成りますみたいな事を店員さんが伝えるという「伏線回収」バージョンになっていて、いゃいゃ手の込んだCMだなぁと再び感心することに。

私は三井住友VISAカードのユーザーなので、Vポイントは以前から利用していました。ただ、Vポイントはカード利用料金に応じて自動的に貯まるので、特に意図的にポイント活動しているわけではないですし、ポイント利用に関しても期限切れの告知が出たら、カード支払に振り替えたり程度の「消極的ユーザー」。Tポイントに至っては、以前はEdyとか結構使っていたけれど、Edy使う前にTポイントカードを提示してという二度手間が面道なので、Tポイントカードどころか楽天ポイントも無視しているくらい。利用機会もEdyは今殆ど無いですから実際には影響無いし。だから今回の統合に関して自分的には全く影響無しと言っても良いくらい。こちらの記事では、後半で携帯のポイント競走にも触れているけれど、docomoユーザーである自分はdポイントすら意図的に貯めることは無くて、毎月のスマホ利用料金で勝手に溜まっている状態。 

私がこの手のポイントに興味が無い理由は、そのポイントを貯めたり利用する時に余計な手間が掛かることが面倒だから。スマホの電子マネーで決済しているのに、別のカードを提示したりそのカードのQRコードを提示したりと、買うだけならタッチして一瞬で済む処理が二度手間三度手間が発生してイライラしてきます。この手のポイント系のサービスで唯一利用しているのが、スターバックスのアプリなんですが、これも今年の1月まで利用出来ていたモバイルスタバカードが利用出来たから。QRコードとか表示しなくても、普通にスマホをタッチすれば決済されてポイントも貯まるので、これならばこちらの余計な手間も発生しません。ところが、このモバイルスタバカードが今年の1月で終了したため、同じような方法で商品購入しようとすると、スタバのアプリを起動して中のスタバカードのQRコードを表示させないといけない。これ、表示するときに通信が発生するので、以前那覇空港内のスタバで購入しようとしたとき、通信状況が悪くてQRコードが表示されず、仕方なくSuicaで支払をしたことがあります。正直、スタバも使い勝手が悪くなってきたから、止めようかなぁ(スタバアプリは無視して、iDとかSuicaとかタッチ決済に変更する)と考えているくらい。

「ポイ活」という言葉がブームになるくらいだから、色々なポイントを活用して利益を得ている人も多いだろうし、昔はクレジットカードの付帯サービスを比較して複数のカードを使い分けていた人もいたので、決して珍しく無い行動。ただ、それによって支払手段・決済方法が分散するので管理が繁雑になるわけだし、本来ならば「商品を購入するときの決済時間短縮効率化」の目的のはずのクレジットカードや電子マネーが、それ以外の目的のためにあれこれ使われるというのは、本末転倒な気もするんだけれど。いずれにしても、決済手段の中でローカル(=スマホ)の中で完結出来れば良いけれど、今の決済手段はネット経由での認証とか参照が前提になっているから、何処にいてもネット接続が必要なわけで、そう言う意味では携帯キャリアー系の決済手段が、今後存在感を増していくのかな。個人的には、元の会社が何であれ、決済するときの動作を統一して欲しいですよね。とにかくスマホを端末にタッチしたら決済終了というのが一番。Apple Payですら、一度顔認証が必要なのが面倒と感じる位ですからね。以前のTouch IDだと、親指認証で通過出来たから一連の動作で利用出来てまだ良かったけれど、あの顔認証のプロセスって、FeliCa系のタッチ決済に慣れていると凄く面倒に感じます。早く戦国時代をどこかが平定をして、諸国統一をして欲しい。

安全装置の閾値

現在多くの乗用車に様々な安全装置が実装されていて、その中でも標識や道路に書かれた制限速度を読み取り、注意喚起してくれる機能には、最初に経験した時には「画像認識もここまで来たか」と感心したほど。自宅で利用している2台の車のどちらも安全装置が搭載されていて、一台は軽自動車なんですが、昔は安いのが魅力だった軽自動車が、この車は購入時価格が190万円位して、それは安全装置などいろいろな装置が搭載されているから。ただ、機能としては搭載されていても、その機能の性能というか精度といったものは、この記事にあるように誤認識したりする場合もあって、正直なところそれ相応という気はします。 

実は、自宅の配置の関係で、カーポートが幹線道路から自宅敷地に入る取付道路に向かって設置されています。つまり、帰宅するときに道路から取付道路に進入すると、正面にカーポートが見えるように状態になり、車庫入れするときは一旦カーポート前のスペースでハンドルを切って後ろから入庫するような形になります。で、そのカーポートに向かって進入するときですが、もう1台の乗用車の時は特に問題有りません。ところが軽自動車で同じように帰宅して、車の正面がカーポートに向くと、途端に衝突警報が発報するんですよね。どうも、幹線道路から取付道路にハンドルを切って入ると、正面に駐車しているもう一台の乗用車が正面にあると認識するようです。交差点で左折したときに、間違って反対車線に進入してしまい、正面にそちらの車線の車を認識したので慌てて衝突警報を発報した、みたいな感じでしょうか。

多分対象物として車に限定して、その車との位置関係と移動状態を計算して、「危ない」と計算されたら警報を鳴らすんだろうけど、もう少し周りの状況とか判断して処理出来ないのだろうか。多分、時間とか掛ければ可能何だろうけど、こういう場面は咄嗟の時に発生するケースが殆どで、先ずは処理速度(判定速度)を最優先する必要があるんでしょうね。だから「正確性は多少犠牲にしても、危ないと思ったらまずは発報する」というルールで動作している気がします。だから、日頃帰宅する度に「ピー」と鳴らされてビックリするんだけれど、本当にその警報が必要な時に警報が鳴っても自分が「またかよ」と反応できなくなるのがちょっと恐いかも。まぁ、カーポートの車だけで無く、例えば来客が有った場合に、偶々帰宅したらその来客者の車と正面で向き合うこともあるだろうし、余り制限を緩めて良いとは言えない部分でもありますよね。

今回の件では、天下一のロゴが「進入禁止」に誤認識されるという話で、それがホンダ車で発生するというのは、そこで採用されている安全装置メーカーの「癖」なのか何なんだろう。私の軽自動車は、先に書いた衝突警報だけで無く、一旦停止の標識にも過敏な状態で、本来の「一旦停止」の標識は勿論ですが、モール等の大規模施設で施設側が設置しているような、本来の標識とは微妙に違うサイズやデザインの標識にも反応してちょっとビックリすることがあります。「進入禁止」の場合は、赤丸にまん中に白い線があるという単純なデザインなので、確かに天下一のロゴもそのような配置ですが、中心の白いライン部分の精度をどれだけ認識出来るか・しているかでホンダ車と他車の車が違うんでしょうね。それでも、天下一ロゴの白線は、毛筆で書いたような線なので、標識の直線の白線とはかなり違うと思うのだけど。どの程度の手間や難しさがあるかは分からないけれど、これはやっぱりホンダとして改修するべき問題のような気がするなぁ。

2024年4月22日

成田最終、羽田最終

最近では24時間運用の空港も増えてきて、日本でも深夜帯の離発着が珍しく無くなってきました。年齢による体力・体調の理由もあるので、余り遅いフライトの理由は避けるようにしていますが、出発ならば仕事終わりで空港に向かっていけるならば、一日休暇が節約できるから、そこは許したいかも(笑)。

早朝・深夜の利用で困るのは、浜松から移動するので、早朝・深夜に利用出来る新幹線があるのか、ということ。あくまで関東(羽田、成田)に限ると、

  • 浜松から出発の場合は、浜松発06:20の始発こだま号が一番早く品川駅(07:52)、東京駅(08:00)に到着。
    • ここから羽田行きは、品川乗換で08:20の京急空港線利用で、08:26に第1・第2ターミナル駅に到着
    • ここから成田行きは、次のひかり号の到着でも間に合うので、成田利用の場合は省略
  • 浜松発06:58のひかり号が、それに続いて品川駅(08:08)、東京駅(08:15)に到着
    • ここから羽田行きは、品川乗換で08:31の京急空港線利用で、08:41に第1・第2ターミナル駅に到着
    • ここから成田行きは、
      • 東京駅から上野駅に移動し、京成上野駅からスカイライナー利用で、09:28に成田空港(空港第1ビル)に到着
      • 品川駅からだと、08:19の成田エクスプレに連絡をして、成田空港に09:29に到着
このスケジュールから考えると、

  • 羽田空港の国内線利用は、09:30発位が一番早い利用可能なフライトになりそう(HND-OKAがまさにそれ)
  • 羽田空港の国際線利用は、10:00発位が一番早い出発便と言えそう
  • 成田空港の国際線利用は、10:30発位がギリギリ間に合うか、という感じ
反対に帰りの場合だと、浜松止まり最終の新幹線は、東京発22:03の名古屋行きひかり号が最終。品川駅発は22:10なので、大体22:00前に東京駅か品川駅に移動出来れば、何とか浜松に帰宅できそう。因みに、浜松着は23:17なので、赤電の最終23:40に間に合い、タクシー利用で無くても帰宅は可能(但し、最寄り駅から20分以上歩くけれど)。で、これに接続出来る成田空港や羽田空港からの移動は、

  • 成田空港だと、成田エクスプレスの最終が20:44発東京21:43着、品川21:51着が最後
    ※在来線利用等ならもっと遅く空港発も可能らしいけれど、乗換回数等を考えると今回は省略
  • 羽田空港だと、品川駅到着で21:37発の京急空港線が21:58に品川駅到着で、これがギリギリ間に合いそう
そうすると、成田空港だと成田着が20:00頃まで、羽田空港だと21:00頃到着なら、何とか間に合いそうかなぁという感じ。自分の知っている範囲だと、Guamからの帰国便の最後が、確か20:00少し前位の定刻なので、案外成田から戻れるというのはちょっとした新しい発見。うーん、Guam、行こうかなと言う旅の虫がウズウズ... (笑)。

次の渡航先候補

今ANAでは、ハワイ限定の航空券タイムセールを実施しているんですが(4月24日まで)、対象クラスがエコノミー/プレエコなので、自分的にはちょっと体力にきついかなぁと言う印象。ビジネスクラスのセールは無いのかなと、他の行き先も含めて時間のある時に見ているんですが、ちょっと見つからない。「暫くは、国内止まりかなぁ」などと思っていたら、ひょんな事から期間を絞れば、お得な料金が設定されている事を見つけました。


例えば、6月7月のHonolulu行きのビジネスクラスだと、週末を挟んでお得な料金が並びます。フライトが、往路は成田発のNH184 (NRT 20:10 - HNL 08:30)で復路がNH183 (HNL 11:35 - NRT 15:15)に限定されるんですが、まぁそれは特に問題無い。Zクラス利用なので、Premium Pointは、5,188*2=10,376PPとなり、1PPあたり30円位のコストになるので、効率は悪いんですが。ただ、これをUA MPに振り替えると、PQPはMaxの1,500PQPつくので、往復で3,000PPが登録されますから、1PQP当たりのコストは100円位となり現在の円安(1PQP=US$1=150円)から考えると、かなりお得にPQP獲得出来る計算になります。 


AMCで考えるならば、同時期のNRT-SINのフライトだと、少し価格は上がるけれど、PPは6,610*2=13,220PPとアップするので、1PP当たり26円位とちょっとお得に。こちらもUA MPに付けると、最大の1,500PQPまでしか登録されないので、そう言う意味ではどちらも少し勿体ないことは確か。ただ、NRT-SINだと時差は事実上無いし日程も短くて済むから、その点はこちらの方が少しお得かも。

折角アメリカに行くのであれば、米国国内線利用をしてUAの4区画利用も埋めたいのですが、なんせHonoluluからの米国国内線は、LAX/SFO/ORD等長距離路線だから、往復するにしても大変だしこの区画のチケット代も高いんですよね。秋には、NFL観戦に行きたいと思っているので、そこで最低でも2区画利用、出来れば4区画利用をして一気に更新条件を完了したいのですが、やはり色々リスクもある。今考えているのは、NRT-GUMのフライトをマイルで予約すると、通常往復10万マイル(5万+5万)ですが、条件によっては5万マイルが3.5万マイルのディスカウントもあるみたい。しかも特典チケットならば、1泊2日の利用でも変わらないので、そうすれば週末にちょっとGuam往復してくる何て言うことも可能。今年は、遊休が溜まっているので積極的に消化しないといけないので、平日利用でも問題無い。5月はG.W.は勿論、その後もいろいろ予定が入っていて動けないので、6月7月には一気にはっちゃけるかも(笑)。Guam行って、Singapore行って、Hawaii行ってとかになったら、時差ぼけも忘れるかな(マテ)。

テレビ離れ

この週末にとある番組を見ていたんですが、そこでちょっとショックなことに。番組は、タレントのあかしやさんま氏と、CX系列(と言っても、半分はフジテレビ)のアナウンサーとのバラエティ番組。内容は、アナウンサーのNG集を、あかしや氏が話芸で面白可笑しく紹介して行くみたいな構成で、何度か特番として放送されている物。

で、ショックと感じたのは、そこに出演していてフジテレビの若手アナウンサーの名前どころか存在すら全く記憶に無かったこと。私などは、ひょうきん族世代ですから、4大キー局の中ではフジテレビ(8チャンネル)しか見なかったような世代で、そう言う意味では当時と比較してかなり変化してきて今のテレビ放送でも、結局は特に視聴したい番組が無いと、デフォルトは8チャンネルにするのが無意識の行動。実は」子供の頃はNHKの2局とTBS系列の「静岡放送」しか視聴できなくて、「テレビ」っていうのはそう言うものだと思ってずっと育ってきました。そんな環境の中で、突然県内2局目の民放である「テレビ静岡」が開局したんですが、これがフジ系列の放送局。その後10年位は県内の放送局は、この4局の状態。朝日放送系列の静岡県民テレビ(当時、現静岡朝日テレビ)、日テレ系の静岡第1テレビが開局して、一応全国放送のキー局が揃うことになったんですが、そう言う意味でもフジテレビとTBSの影響は、子どの頃に大分刷り込まれています。当時のTBSは、一番面白く感じたんですが、県内にライバルのフジテレビの放送が流れると、子供的にはこっちの方が面白いんですよね。当時からTBS系列では、報道とかドラマ系が中心だったけれど、フジテレビ系列ではバラエティ系が多くて、だから当時から自分は「フジっ子」だったかもしれない(笑)。 

まぁ、それ程子供の頃から一番馴染みのある放送局・ネットだったわけですが、ここ最近はフジテレビも含めたテレビ放送からどんどん遠ざかっています。リアルタイムで視聴することが、先ず無くなりました。今ではHDDレコーダーに、それこそ全局一週間分の放送を丸ごと録画しておくことも可能だけれど、まぁ興味の有る番組だけなら一月分くらい録画ししてもまだ余裕がある状態。私は、テレビドラマは見ないので、殆どがスポーツとかバラエティ系で占められるわけですが、そうなるとやっぱりフジテレビ系列が中心に。それがコロナ禍になり、収録方法等に大きな制限が加わると、一気に内容がつまらなくなったんですよね。演者がスタジオに全員入れないから、少ない人数で回すような構成になるんだけれど、そうなるとそれで内容が面白くなる人なんて殆どいない。コロナ禍の頃は、外に出られないしやることも無いから、引きこもりがかなり増えた時期でしたが、その分テレビ視聴が増えるかと思ったら、その肝心なテレビコンテンツの品質が下がってしまい、どんどんYouTubeに傾倒していったのが、今思いだすとこの頃だったよなぁと感じます。それは、コロナ禍が一般化して以前の生活様式がほぼ戻ってきた今も同様。元々私がテレビドラマを見なくなった切掛は、海外出超が続いて酷いときには3カ月毎に日本とアメリカを行ったり来たりするような時期が足かけ3年位続いたので、日本に居るときにテレビを観ても、単発の番組以外は意味が分からなくなってしまったんですよね。だから連続ドラマなんて、幾ら日本で話題になっていても、日本に居るときには途中から観ることになるし、全然ストーリーが入ってこない。また、当時はVHSビデオに録画していた時代ですが、今のようにHDDレコーダーに全話収録するとか、リモートで予約設定したり視聴したりすることも出来なかった時代。だから、どんどん日本のテレビ事情から離れてしまい、結局残ったのは何も考えずに見ることが出来るバラエティとか単発物の企画番組(テレ東系の「ガイアの夜明け」とか)しか観ても分からない状態になり、それが今でも続いています。

で、その個人的には「大好き」なフジテレビ(笑)なので、まぁ見るとも無しに一番視聴している放送局になってしまい、その為アナウンサー何かも一番よく見て知っている放送局になったのも当然必然でしょうね。毎年大体3~4人位の新人アナウンサーが採用されて、夏頃からバラエティ等に登場しだして名前と顔が記憶されていくのが毎年のパターンですが、そう言えば最近そういうシーンに遭遇した記憶が無い。やはりコロナ禍が一番大きい影響だったと思いますが、そのさんま氏の番組を観ていても、ここ3~4年位の若手アナウンサーには全く記憶が無いんですよね。かろうじて顔と名前が一致するのは、7年目くらいのアナウンサーで、それって2017年入社くらいだから何となく納得出来ます。若手アナウンサーと言う意味では、日テレ系の「NFL倶楽部」は毎年観ているから、日テレの若手女子アナ一人は記憶して居るか(笑)。そうそう、私は朝はまず「めざましテレビ」を観ているんですが、ずっとフリーのセント不オース当たりの外部アナウンサーだと思っていて何人かの女性出演者が、実はフジテレビの新人・若手アナウンサーと後日知って結構ショックを受けた事も有りますねぇ。図らずも、自分自身のテレビ離れを明確に感じた週末の特番でした。この傾向はどんどん加速して行きそう。

2024年4月21日

4,000万人時代

少し前に、月間の訪日観光客数が300万人を越えたというニュースがありました。単純計算で、1年12ヶ月だと3,600万人が日本を訪れるわけで、コロナ禍以前に目標と言われていた訪日観光客4,000万人が若しかしたら来年くらいには実現するのかもしれない。まぁ、3月、4月は、一年間の内でも桜のシーズンという事で訪日客の多い時期らしいけれど、でも先日成田に帰国した時に見た入国審査場が溢れている光景を見ると、色々な意味で日本個の観光産業は限界値に近づいている気もしますね。

国内でもトップの知名度を誇る京都では、もう随分前からオーバーツーリズムが言われて、地元住民の生活がママラナイ状態にもなっているみたい。京都とは状況は違うかもしれないけれど、都内を移動しているとコロナ禍以前の日本への観光客が増えていた時期よりも、最近は外国人観光客と思われるグループの姿よく見る気がします。しかも、手に持っているスーツケースやバッグ類のサイスが、以前よりも大きくなっている気もするし(笑)。さらに言えば、コロナ禍以前は中華系の訪日観光客の姿が殆どだったけれど、最近は欧米系の訪日観光客姿の方が中華系よりも多い気がします。まだ中国政府による訪日渡航制限が行われているのかな。それでも、結構な数の観光客が中国からもも来ている気がしますが、これが以前くらいのレベルになったらどうなるんだろうか。となると、4,000万人どころか5,000万人規模になるかもしれない。

それまでの日本には無かった「観光業」という新しい産業が生まれることは良いことだと思うけれど、一方で国内の移動手段の中心であるタクシーだとか路線バスだとかのドライバー不足が言われていて、観光客だけで無く一般の住民ですら困るような状態に。苦肉の策で、ライドシェアとは言いながらも、タクシードライバーの要求レベルを緩和したようなシステムを導入したわけですが、新しい仕組みが完熟するまでの時間も必要で、そう言う意味ではこの時期にスタートしたのはある意味良かったかも。移動だけが全てでは無いけれど、例えば訪日観光客のために整備することが、元々の住民にとっても利益になるのであれば、今の京都の状況が逆転する可能性もあるわけで、こういうチャンスはうまく活用したいですよね。ただ根本の原因は、リソース不足(人材、機材)に、それを補うだけのコスト(給与、収入)不足なわけだから、そこは別の方法で手当てしていく必要も考えないと。それこそ、長距離トラックとか宅配ドライバーのような、同じ車を運転する技能者のスキルを、自動化とか別の手段に転用出来る部分は転用して、本当に必要なところに投入するのが正しい方法だと思う。でも、その為にはその新しい領域で仕事をしようと思うだけの動機付け、つまりは収入アップが可能かどうかが大きいだろうなぁ。

それと、やはり円安の影響は大きいでしょうね。欧米からの訪日観光客が多いというのは、やはり費用の点でコロナ禍前と比べると3~4割位の割安感を感じているんじゃ無いだろうか。それに、特に食費なんかは元々の日本の価格も安いから、彼らからみたら日本での食事料金は半額以下の感覚じゃ無いだろうか。それ以外にも、生活用品とかも安いわけだし、まぁ今の日本は「買物天国」と言っても良いかも。まぁ、このタイミングをフルに利用して「日本の良さ、魅力」を出来るだけ体験して記憶して貰って、今後円高になったりとかしても再訪して貰える「成功体験」を沢山経験して欲しいですよね。で、自分は日本では経験できないNFLだとかを捜しに、アメリカに通うわけで、それがお金では換算できない「プライスレス」の世界観と言って良いのでは。まぁ、最近浜松市内でも訪日観光客と追われる欧米から中華系からアジア系等見かける機会が増えているので、4,000万人超えなんてあっと言う間かもしれない。その頃には、もう自分は海外旅行する体力・気力が無くなっているかもしれないなぁ... そこだけは何とか負けないように頑張らないと。 

ハワイに住む

色々なことが話題になる大谷選手。今度は、ハワイ島に25億円もの別荘を購入すると話題に。金額からしても、先の詐欺事件を吹っ飛ばすくらいのインパクトがありますが、まぁこの手の話題にありがちな賛否両論というか、納得する意見もあれば叩く意見もあって、まぁネットの世界も実社会と変わらないし、そこに存在している人も同じだなと改めて感じた次第。

最初に聞いた時に「ハワイに自宅を購入」と聞いて、護身的にはちょっと違和感を感じました。まず、今後10年間はL.A. Dogersと契約しているのだから、Los Angelesに自宅を購入するなら分かるんですが、何故にそんなに近くも無いハワイ何だろうという事。賃貸かもしれないけれど、確かL.A.にも自宅があって、そこで生活していると聞いた記憶もありましたし。その後、詳細な情報がだんだんと出てくると、どうも自宅という理はオフシーズン、冬季の避寒地としての購入らしい。それでも、1年の内の数ヶ月のために25億円も払うというのは凄いですよね。まぁ、現役選手時代だけで無く、引退後まで考えたら悪くない買物かもしれないけれど。「25億円」というのは、幾ら青天井の米国でも結構するなぁと思ったら、建物だけで無くし基地も広大で、さらにその中に打者として投手としての練習設備も準備するという事で、それならばそれ位のお金が掛かっても不思議では無いかも。一寸気になるのは、大谷選手がこのデベロッパーの広告にも出ていて、本人も自分の名前が分譲地売買に使用されることを了解していると言う事は、ストリートプライスは25億円でもそこには某かのインセンティブもあるんでしょうね。例えば最低10年間生活してくれれば、何%かキックバックするとか、例えばネーミングライツじゃないけれど、何年間かの広告使用権として何億円かの契約をして入りして。全部で14区画あるいちの1区画を大谷選手が購入して居るようですが、のこり13区画も直ぐに売れそう。

ここで誠に勝手ながら「何故ハワイ、それも中心のオアフ島ではなくハワイ島なのか」と考えてみました。多分多くの日本人は「ハワイ」と聞くと「イコール・ホノルル」と考えて、それしか見えない。でも、そのホノルルがあるオアフ島はハワイ州の中心地ではあるけれど、それ以外にも幾つも島が存在していて、その中で最大の島が「ハワイ島」。 日本人観光客が全くいないわけでは無いけれど、一番の懸念であろう日本人との接触を最小限に出来る場所ではあるのかなぁと言う気がします。で、交通の便を調べてみたら、ハワイ島にはコナ国際空港とヒロ国際空港の二つの空港がありますが、どちらもUnitedがLAXへのフライトを運行しています。さらに、コナ国際空港にはJALが成田-コナ線を飛ばしているんですよね。現在は週4便の運行だけれど、まぁ大谷選手が日本帰国で利用するときにはチャーター便だろうけど、やはり定期便の運行があるというのは大きいでしょうね。JALとしても、大谷選手と契約しているわけで、良い宣伝にもなるだろうし、これもWin-Winと言えるのでは。紀行で言えば、一年中温暖というか夏の紀行が続くハワイは、やはり避寒地してはLAよりも住みやすいだろうし。LAのある西海岸とハワイのとの時差は、夏時間の時は3時間、冬時間の時は2時間なので、多分そんなに影響は無さそう。また、日本への異動も、西海岸からの異動と比較しても3~4時間は短くなるから、移動時の負担も軽減できるだろうし。それに、日系人も多いハワイ州ですから、日本の食材は勿論、日本製のものの入手も西海岸よりは楽じゃ無いだろうか。逆に懸念材料としては、ハワイ島は時々キラウエア火山の噴火があるから、それで島内に缶詰になったり、逆に移動出来なくなると言うリスクはあるのかな。

大谷選手の年俸自体は、Angeles時代もそんなに高くなかったし(最後は引き留め柵もあってか大きくアップしたけれど)、現在も最終的には1000億円規模だけれど実際には年間3億円程度。ただ、CM契約やアドバイザー契約で80億円とか100億円とかいわれているのだから、お金を使わないことで有名な大谷選手なら、日本ハム時代からの蓄えなんかも考えても、数百億円規模の残高があっても不思議では無い。水原氏の詐欺事件では60億円位のマイナスになっていて、それがそのまま口座に被害を与えていたとしても、まだまだその何倍もの余裕が口座にはあるわけで、現状でも「びくともしない」んだろうなぁ。勿論、大きな金額だから、今後何らの形で補償なり取り戻していくんだろうけど、多分一年間の収入でもぽんとその別荘代25億円(税金と諸々込みで30億円位だろうか)を払っても、びくともしないでしょうね。ネットでは、富裕層を妬む意見見散見されるけれど、でも大谷選手の場合完全に自分への投資、選手として最大に活躍できるための投資ですから、そこは違うと思う。イチロー氏も、日本で子供達に話をしたときに、N.Y.に自主トレーニング出来る設備付の家購入したので、それで貯金が吹き飛んだと言う話をしたらしいけれど、やはりそれが本当のスポーツ選手の姿だと思う。いずれにして、今シーズンは打率は良いけれどホームランがまだまだ足りない気がするので、早く本来の調子を取り戻して今シーズンも大活躍して欲しい。

2024年4月20日

情報伝達責任

先日テレビを観ていたところ、小林製薬のCMが流れてきました。商品販売のCMではなく、先日から問題になっている「紅麹食品」の回収と問題告知のCMで、あぁ大変だなぁとその時には感じました。まだ原因は解明されていないようですが、今は閉鎖された当時製造をしていた大阪工場で、原材料が床に溢れたものをそのまますくい上げて製造してしまったという「3秒ルール」みたいな事があったらしく、それが雑菌の混入を招き、予想外の問題を発生させた原因なのかもと言う事らしい。そう言う意味では、小林製薬に非があることは確かだろうし、今後何らかの保障なり対策なりと色々と後処理は大変そう。

今回のCMを観ていて思いだしたのが、最近でも冬場になるとかならず流れてくる、TDKの加湿器回収のお願いCM。もう何年間流しているのだろうか。いい加減終了しても良いと思うのだけれど、やはり万が一万万が一の場合を考えて、利用開始されるであろうあの時期にCMを流しているのは、企業としての当然の行いのような気もしますし、それならそれで問題の無い製品を出すべきと言う意見も出るだろうけど、言い訳になるけれど、自分も製品開発・製造に関わっているので分かるんですが、幾ら注意しても某かの想定外・予想外の事態はどうしても生まれてしまうわけで、それを防ぐ方法は「製品を出さない」事しか無いんですよね。

小林製薬のCMを観て、TDKの製造責任の事なんかを考えていたら、草津町でセクハラを訴えられた元町長の裁判で、訴えが虚偽であり元町長側の無罪と賠償が裁判で出されたというニュースが目に入りました。これも結構酷い話で、町長室でセクハラを受けたと訴えた女性町議に対して、回りからは一斉に擁護の嵐が巻き起こり、町長だけで無く町に対しても批判の嵐がぶつけられることに。メディアや有名議員に著名人も一斉に批判をして、それが海外メディアにも取り上げられて、一気に不名誉な風評被害を受けることに。結局は、訴えた女性町議の発言が二転三転し、さらには色々な証拠も提出されて、その町議の訴えが虚偽・捏造であったことが確認されて元町長の無罪が地裁で判決されましたが、それに対してあれだけ批判していた組織や著名人達は何の謝罪も無いし発言も無い。まぁ、個人に関しては最悪「誤解」「認識不足」ですまされることもあるだろうけど、多くのメディアや報道機関も、ある時には面白可笑しくこの話題を扱っていたわけで、そう言う意味では「情報」という彼らの商品に対して「不具合」を入れ込んで世間に販売したわけだから、その製造物責任は免れないと思う。

同じような事を、これまでも何度も書いていますが、これだけ「情報」というものが良くも悪くも身の回りに氾濫していて、かつ瞬間瞬間どんどん更新されていく時代に、その情報提供を生業としている人達がその行為に対して責任を持たないことは論外だと思う。同じく、読売新聞の記事で、この紅麹関係の記事を捏造した話も出てきたけれど、もう大手メディアの記事だって疑って掛からないといけない時代になってきているんですよね。 週刊誌が芸能人やタレントのゴシップ記事を書けば、多くの場合「取材を受けていない」「内容は正しくない」とタレント側に言われても、それはこれまでは許されてきたような風潮があるけれど、一般のそれも世間的に注目されているような内容に関しても、自分の編集方針に合わせて事実を曲げるというか、ある意味捏造すら前提の報道姿勢は、もうレガシーメディアの終焉を表しているような気さえします。読売新聞側は「厳重注意をした」で終わらせるような雰囲気だけれど、それこそ3日間くらいの営業停止とか適用しても足りないくらいでは。まぁ、そう言う事を言い出すと、もう廃業するしか無い某新聞社や某放送局もあるから、なかなか言えないんだろうけど。世の中一般的に、偉そうなことを言っている人に限って、結構だらしないことが多々あるんですが、今回もその典型を見たような気がしますね。

Day2: (UA Leg#8) HND-OKA/(NH Leg#7) OKA-HND

前日に続き、本日も羽田-沖縄の往復フライト。前日同様チケット手配の関係から、往路はUA MPに、復路はAMCにマイルを付ける設定。出発は、朝の09:30発とゆっくり出来るんですが、まぁホテルにいてもやることが無いので早めにチェックアウトしました。ホテルからT3に出て、1Fから空港内シャトルでT2に移動するのですが、これが予想外に時間が掛かりますね。T3→T1→T2と進むんですが、最初のT3からT1への移動で10分以上かかりました。T1からT2は直ぐなんだけれど。T2に到着したところで、B1Fに降りてマクドナルドで軽く朝食を頂いてから、2Fに上がって保安検査場を抜けてANAのラウンジで出発まで時間を潰すことにします。 

保安検査場は、AMC Diamondの入口は外まで行列が伸びるくらい混雑していましたが、その先保安検査場Cに設けられている、AMCの上級メンバー向けの専用入り口は2人位並んででいるだけで直ぐに通過出来ました。そのままラウンジに上がりましたが、朝の出発時間帯でしたがそんなに混雑しておらず、いつも人気で埋まっている窓側の席も半分位空いていました。

この日の沖縄行きの出発ゲートは、北ビアの手前58番ゲートなので、ラウンジからも比較的近くで助かります。9時位にラウンジを出て、ブラブラと通路を歩いて58番ゲート前に到着すると、丁度事前改札が始まる頃でした。

1) UA Leg#8 HND 09:30 - OKA 12:15 (NH995)

このフライト、週末前のフライトだからか昨日と比べると幼児連れの家族グループが多いように見えます。そのため、事前改札でちょっと時間を費やしましたが、直ぐにグループ1の優先搭乗となり機内に入ります。満席のフライトということで、CAさんが何度か手荷物収納の注意喚起のアナウンスをしますが、両手でそれぞれキャリーバッグを引っ張ってくる人だったり、大きなお土産のバッグを抱えてくる人が居たり、あぁ収納には苦労しそうな様子が次々と目の前を流れていきます。

ドアクローズは定刻少し過ぎ位で、暫くしてプッシュバックがあり、それからD滑走路へと移動が始まります。RW05から離陸したのは09:52で、このままならば定刻よりは少し早めに到着出来そうです。

機内では軽食を頂いてから、いつもの様にウトウトしながらフライトしようと思っていたんですが、偶々スマホでWebとか見ていたら仕事のメールの着信が目に入り、内容を見てみたらちょっと急ぎの案件。仕方が無いので、頭上の荷物入れかバックパックを降ろしてパソコンを取り出し、仕事の処理をすることにしました。メールだけなら機内Wi-Fiに接続出来れば何とかなるんですが、ちょっとVPNを使わないといけない作業があり、「厳しいかなぁ」と思いつつVPNを立ち上げてみたら、スピードは遅いもののなんとか接続してくれます。繋がっている間にと急いで必要な資料を確認して返信を作成して打ち返して、何とか案件処理は完了出来ました。一通り作業を終えてパソコンをシャットダウンして荷物入れに戻したところで、那覇空港まで40分位の距離でした。その後は、だらだらとスマホでブラウジングしつつ到着まで時間を潰します。今回は、昨日と異なり北側から真っ直ぐにRW18Rを目ざして南進し、そのまま着陸したのがお昼をちょっと過ぎた当たり。そこからUターンをして誘導路を戻り、ターミナルの33番ゲートに入ったのは、定刻よりも少し早めの12:12頃でした。

機内から外に出ると、沖縄はもうすっかり夏の様相。昨日は少し肌寒いかなと感じた半袖シャツの姿でも、何の問題もありません。今回は復路便までの接続にいつもより1時間余裕があるので、先ずはゆっくりと所要を処理するために外に出ます。

2) NH Leg#7 OKA 15:15 - HND 17:30 (NH470)

復路便は前日と同じフライト。羽田からの折返し便は、既に定刻よりも10分程早く到着しているので、取りあえず昨日みたいなメカトラブルが無ければ今回はスムースに戻れそうです。ラウンジが比較的空いていたので、ゆっくりと今回もアイスクリームを頂いてから、32番ゲートへと向かいます。

事前改札は14:54スタートと表示されていて、グループ1~3のゲートには、既にちらほらと並んでいる人の姿も。私もその列に並んで暫く待ちますが、事前改札がなかなか始まりません。何か昨日の状況をなぞるようで、嫌な予感が... それでも、15:00になると事前改札が始まり、続いて優先搭乗も始まり、先ずは機内に入ってホッと一息。

ドアクローズは、定刻より少し遅れて締まりましたが、そこからプッシュバックがなかなか始まりません。「やっぱり、またメカトラブル」とも思ったんですが、それならばドアは閉めないはずですし。15分位して、やっとプッシュバックが始まりホッと一安心。後からの機長アナウンスでは、空港混雑のために出発調整が入っていたようです。機体は、クルッと反転して暫くエンジン調整をしてから、ゆっくりと前進開始。目の前のRW18Lに入って滑走路に正対すると、直ぐに離陸開始となりました。そうそう、離陸開始の時には、機長が四点鐘を鳴らすんですが、あれってシートベルトオン・オフを繰り返しているんですね。だから最初はシートベルトサインが「オン(点灯)」の状態になっていてそこから、オフ(消灯)→オン(点灯)→オフ(消灯)→オン(点灯)と、4回鳴らすと丁度良く元に戻ります。これは自分的に大発見でした(笑)。

水平飛行に入り食事のサービスが始まりますが、私は遅めにお昼を食べたところだったので食事は断り、機内Wi-Fiでメールチェックとかして時間を潰していました。そのうちに、ウトウトしてしまい遠州灘上空くらいで目が覚めたんですが、この時には何故かWi-Fiが繋げられない。後からCAアナウンスがあって、どうも機内エンタメ装置がトラブルで、途中からWi-Fiが接続出来なくなっていたようです。羽田へは、やや遅れて近づいて行ったんですが、房総半島上空に乗ると最短距離でRW34を目指すルートに乗り、そのまま着陸態勢に入りました。遅れていたからか運が良かったのか、今回も使用滑走路はC滑走路側のRW34R。着陸して結構強めの制動を賭けながら左の誘導路に抜けると、Uターンをしてターミナルへ戻ります。使用ゲートは62番ゲートと、まん中くらいのゲート。定刻から少し遅れて無事に到着しました。

この後は、いつもの様に京急で品川駅へ出て、そこから新幹線で帰宅。もともとはひかり号の予約を入れていたんですが、それだと1時間近く品川駅で時間を潰さないといけなくて(丁度前のひかり号が出た後に品川駅に到着するから)、それならばそのひかり号よりは数分だけれど早く浜松駅に到着するこだま号に間に合うので、そちらに振り替えて帰宅しました。今回は、途中でトラブルにも遭遇しましたが、まずは何とか安全に帰宅でき良かったです。

2024年4月19日

The Royal Park Hotel Tokyo Haneda

メジャーブランド(BONVOY, Hilton, InterContinental, Hyatt)以外のホテルとしては、 2016年に利用したHaneda Excel Tokyu以来8年振りで、Royal Park Hotel Hanedaとしては9年振り。前回の宿泊理由に、翌日も利用するT2のエクセル東京よりも少し安かったからと書いていますが、今回も理由は同じ(笑)。本当ならば、久し振りに横浜のシェラトンを利用したかったけれど、このご時世一泊で4万円とか5万円代のレートは厳しいです。実はヒルトン横浜は、このロイヤルパークと同じ位のレートで予約できたのですが、翌週も同じパターンで羽田空港を利用して、かつ夜遅い戻りの翌日早朝出発のパターンなので、空港ホテルの様子を事前に予習しておきたかったこともあり、今回こちらを選択しました。

羽田空港に戻ってきたら、東京は冷たい雨が降っている状態。朝出るときにウインドブレーカーを着ていたんですが、沖縄では不要なのでバックパックの底に仕舞い込んだまま。まぁ、バス移動なのでこのままホテルまで、まずはT2からT3へ移動します。T2 2Fの到着フロアーから外に出て9番バス停に行くと、丁度T1/T3行きのシャトルバスが停車していました。それに乗車して、T1、T3と移動。T3で下車すると、ホテル入口は4Fの出発フロアーにあるので上に移動します。久し振りのホテルフロントは、チェックインがセルフになっていてちょっとビックリ。無事にチェックイン出来、3Fの部屋へ移動しました。

作りは以前と同じで、部屋の入口を入ると目の前にベッドがあり、その奥にガラス張りのトイレとバスタブがある独特の配置。一旦荷物を置いてから、再びT3に戻り、ここのレストラン街で軽く夕食を取ってから部屋へ戻りました。翌日は09:30発のフライトなので、朝はゆっくり出来るんですが、少し早めにチェックアウトしてT2のマクドナルドで朝タツタで軽く朝食をとってからラウンジに入って、出発まで時間を過ごしました。

T3利用の時には、ターミナル直結なので便利なんですが、それ以外のターミナル利用の時には、T3→T1→T2→T1→T3と、T2利用の青組には移動がちょっと不利ですね。来週は、宿泊翌日に06:30発のフライト利用予定なので、となると05:30位にチェックアウトしないといけないかなぁ。ターミナル直結ホテルとはいえ、ターミナル間移動があるとやっぱりちょっと大変です。

粉瘤(アテローム)

最初に見つけたのは、もう20年以上前でしょうか。毎年行われる会社の健康診断で、医師の問診を受けていたとき、心音の検査のために上着を脱いで上半身裸になり、正面や背面を見ていたお医者さんが「あれ」みたいな事を発してちょっとビックリしました。で、背中の肩甲骨の間の首の付け根の下辺りを押しながら、「ここ痛いですか」と聞きます。押されている感覚はありますが、痛みはないので「痛くないです」と言うと、「ここ触ってみて」と言います。手を背中に回して触ってみると、何かぶよぶよした感触が。大きさは自分の親指の爪くらいでしょうか、触れた感覚はそれ位のサイズのプチプチ(緩衝剤)を触っている感じです。それまで全くそんなものが出来ているとは知らなかったので、大丈夫ですかと聞くと、特に痛みが無ければ良性のイボみたいな物だからこのままでも問題無いとの回答。で、以後それを信じてそのままにしていました。

場所が場所だけに、服を着れば隠れて見えなくなるし、鏡を使ってもなかなか様子はよく見えない場所。そんなわけで、自分でも忘れることも多かったのですが、数年前くらいから中の膿が染み出てきてるんでしょうか、時々匂いがするようになり、それから入浴したときは勿論、毎朝消毒というかウエットシート等で拭いて清潔に保つようにしていました。ただ、触ってみると以前よりも大きくなっているように感じて、それがちょっと気になるところでした。それが先日ハワイへ行った時、旅の疲れや時差ぼけも影響したのか、急にその部分に痛みを感じるようになりました。 何て言うか、背中の部分に袋状に膨らんでいるんですが、中身が増えすぎてパンパンに張っているので、袋の端の部分が突っ張ってヒリヒリするような感じ。更に鏡で確認して見ると、その部分が赤くなっていてサイズも以前観たときよりも二回り以上大きくなっている感じです。結局ハワイに居る間はそんな感じで、それは帰国してからも変わりませんでした。流石にこのままでは不味いだろうと、帰国して直ぐに皮膚科の予約を取り診察してもらいました。

患部を見たお医者さんは「これは酷いなぁ」と開口一番。直ぐに患部に麻酔を打ってから、皮膚を少し切開すると、そこから中の膿というか老廃物というか、要するにニキビの中身みたいなものを押し出して取りだしてもらいました。10分位何度も周りから押して出していたかなぁ。「これだけ出たよ」と見せてくれましたが、大きな梅干し位たっぷり中身が出てきたようです。ただ、全部が絞り出せたわけではないので、数日後にまた様子を見ることに。それまでは自分で絞り出してくださいと言われました。翌日自分で背中に手を回してやってみると、まだ患部から出血していますが、さらにニキビを潰したときにニョロっと出てくる白いものみたいなものがまだ出てきます。で、お医者さんがやると、さらに大量に出てきてビックリ。そんな状況が一週間位続いて、出血は止まり中の老廃物みたいなものも、固形物は出無くなりましたが膿というか体液というか、それはまだ少し滲むくらいになりました。一昨日病院へ行ったときには「大分良くなったので、もう一週間軟膏を塗って様子を見て、それで膿とか出無くなれば終わりです」と言われて一区切りつきました。

実は、少し前まで頭の右後頭部から首筋に掛けて、時々痺れるような感じになることが頻繁にありました。あと、首の付け根辺りが妙に堅くなると言うか、どうも血行が悪くなっているような状態が暫く前から感じるようになっていました。それが、この粉瘤を治療してコブが無くなったら、以前はそれなりの頻度で感じていたそれらの症状が、今の所全く出てきません。場所が丁度背骨の上辺りで首の付け根と言う事で、若しかしたらこの粉瘤の膨らみが神経とか血管とか圧迫して影響していたのかと個人的には感じています。ただ、これで完治したわけではなくて、その老廃物等が溜まる部分は袋状に残っているので、そこに再び蓄積されて同じようにコブ状に再発する事があるようです。ですから完全に治療するためには、形成外科で外科手術をして、その袋状の部分を切除しないといけないらしい。そうならないことを祈りますが、もし再発するようになったら、今度は少しでも膨らんできたら直ぐに切除して貰うつもりです。20年前に、もう少し疑り深ければ今こんな苦労をする事も無かったのになぁと、ちょっと悔やんでいます(笑)。

Day1: (UA Leg#7) HND-OKA/(NH Leg#6) OKA-HND

約一月振りとなる、沖縄行きのフライト。AMC Diamond用にNHにマイルを付けたいところだけれど、発券の都合でそれではコスト負けするフライトもあるので、一部はUA MPに付けてリカバリーすることに。この日のフライトは、いつもの新幹線通勤と同じ位の時刻で移動できるので、比較的ゆっくりと自宅を出発します。新幹線はそんなに混雑していませんでしたが、到着した品川駅は朝のラッシュ時間帯は過ぎていたけれど、それでもやはり乗換の乗客でかなりの混雑具合。でも、到着した京急の空港線車内はガラガラ言ってよい位の乗車率で、座って空港まで移動する事が出来ました。 

国内線第二ターミナル側に改札から出ると、何故か高校生くらいの数名のグループが、やたらと京急の改札に向かって移動してきます。最初は修学旅行か何かかと思いましたが、荷物は持っておらず学校に登校するような雰囲気なんですが、何故空港から乗車してくるのかそこが良く分からない。しかも、一つ二つのグループでは無く、かなりの人数が移動しているんですよね。それもあって、地下のホームから地上階へ移動するエスカレーターは、上りも下りも結構混雑していましたが、そこから2Fの出発フロアーに上がるエスカレーターはガラガラで、どうも人の動線が良く分からない。

いつも利用している保安検査場Bは、通過に10分位という表示が出ていましたが、AMCのメンバー用優先入口は待ち行列無しで通過出来、X線検査もパススルー状態で通過出来ました。出発ゲートは63番ゲートでラウンジに近いものの、寄ってみても座って直ぐに出るくらいしか余裕はないので、そのままゲート前で出発まで待つことにしました。

1) UA Leg#7 HND 10:25 - OKA 13:15 (NH469)

63番ゲート前は、結構搭乗待ちの人の集団で混雑していて、どうも高齢者(と言っても自分と同じ位から一寸上くらいか)のグループが多い感じです。暫くゲート横で待っていると、10:02から事前改札がスタート。何組か幼児連れの家族連れが搭乗していき、その後10:07頃からグループ1の優先登場がスタートしました。

仕様機材はB787-8(B78P)で、満席に近いのか結構乗り込みに時間を要しました。私の席はプレミアムクラスの中央最前列だったのですが、その前を横切って来る乗客が多くてちょっと不満。特に子供が何人か目の前を横切って行ったんだけれど、人の足を踏んでも子供も親も一言も無しというの、ちょっとカチンときましたね。この機材の最前列の席は、目の前の壁と席の間が他の機材よりも少し広めで、人が座っていてもその前が広く空いているので、横切ろうという気になるんでしょうか。というか、本来のギャレー前の通路が詰まっているから、こちらにカットインしてくるわけで、そのくらいの順番待ち位しろよと小一時間。

搭乗に時間を要して、ドアクローズは10:26と少し遅れて閉まり、その後プッシュバックされて反転すると、D滑走路のRW05に向けて移動が始まります。離陸待ちの先行機が居なかったことも有り、スタートポジションに入り滑走路に正対すると直ぐに離陸開始となりました。離陸したのは10:45でしたが、ブロッキングタイムが02:22と表示されていて、ちょっと時間が掛かりそうです。

その後の機長アナウンスの説明では、日本の南海上に雷雨など荒れた空域があり、そこを回避するためにいつもよりも長く列島沿いに西に移動して、それから沖縄目指して南下するという説明でした。通常だと、紀伊半島の東側まで海岸沿いに西進して、紀伊半島の東側に沿って南下を開始して、そのまま真っ直ぐに沖縄本島を目指すのが、多分最短ルート。今回は、そのまま紀伊半島を横断して、四国の南側高知の付近を西進。その後先日地震のあった豊後水道付近から南に進路を変更して沖縄を目指すちょっと遠回りの空路になりました。

遠回りのルートと、沖縄本島に近づくとRW36Lを目指してぐるっと時計回りに回り込むのですが、時間調整のためかその回り込むルートもいつもよりは少し大き目に時間を掛けて回り込んだ気がします。そんなこんなで、RW36Lに着陸したのは定刻の13:15。そこから誘導路に抜けて接続道路を移動し、ターミナルの35番ゲートに入ったのが13:22でした。ちょっと遅れたけれど、15分以内ので「定刻」ですね。

久し振りの沖縄の空は、雲が多めの天候ですが、空気の匂いというか暖かさというか、やはり沖縄独特の印象を受けます。浜松も、最近はかなり暑くなってきていますが、流石に朝のうちはまだ少し肌寒い陽気で、長袖のシャツを羽織って出かけました。でもそれでは沖縄では暑すぎるので、こちらに来たらその長袖を脱いで半袖のシャツに変身。汗をかくほどではありませんが、風も少しあるし雲も多いので、心地よい暑さというかそんな雰囲気の中、まずは所用のために一旦外に出ました。

2) NH Leg#6 OKA 15:15 - HND 17:40 (NH470)

再び空港に戻り、ちょっとANAのラウンジよって、渇いた喉をブルーシーズのアイスクリームで潤してから、搭乗ゲートの32番ゲートへ向かいます。定刻が15:15でゲート前に到着したのが14:45位でしたが、外を見ると32番ブリッジに接続しているANA機から、まだ貨物のコンテナを運び出しているところ。慌ててフライト状況を確認すると、14:25到着予定が、14:28到着とそんなに遅れたわけではないようです。でもちょっと嫌な予感が... 優先搭乗が14:54から始まるというアナウンスがあり、グループ1の入口に並びますが、その時刻になっても15:00を過ぎても一向に優先搭乗どころか、ゲートに入る磨りガラスのドアも開きません。グループ1だけで無く、グループ2/3にも列が出来ていますが、暫くするとANAのスタッフが、「機材の確認で時間が掛かりますので、シートに戻ってお待ちください」と並んでいる乗客に伝えています。その後、15:15位からやっと事前改札が始まり、続いてグループ1からの優先搭乗も始まり続々と機内に入り始めます。15:30位には、乗り込んでくる人も無くなり「そろそろドアクローズかな」と思ったら、暫くして機長アナウンスが入り、機体後部のランプに不具合があり、今交換修理をしている。その為後10分位したら出発する」という内容。ただ、こういう時の10分がアテにならないことは、これまでの経験上分かっているので更に遅れるだろうなぁと思っていたら、案の定20分以上遅れて、ドアクローズしたのは16:10頃でした。

暫くしてプッシュバックが始まり、その後ターミナル反対側のRW36Rへと移動。やっと羽田に向けて離陸したのは、定刻よりも1時間近く遅れた16:30過ぎでした。往路では、日本の南の海上に雷雨の区域があるという事で遠回りしましたが、その空域も東に移動したのか、離陸後は遅れを取り戻すように真っ直ぐに羽田を目指すような空路を取ります。食事を頂き、その後ウトウトしているうちに、目が覚めるともう伊豆半島を通り越して房総半島の南側まで到達していました。遅れて居る分、優先権を貰ったのか、そこから真っ直ぐに羽田空港の滑走路A/Cを目指して進んでいきます。どうも滑走路Cに着陸できるようで、エアショーを見ていると東側に進路がずれていて、実際RW34Rに着陸したのが18:30過ぎ。そこから、59番ゲートに入ったのが、18:37頃でした。私はこのまま空港止まりなので、この位の遅延は問題無いのですが、国内線(新千歳行きかな)や北京行きの国際線乗り継ぎの乗客がいるらしく、機体から外に出ると名前のボードや行き先ボードを掲げたGSさんが何人も並んで待っていました。

この日は翌日に備えてT3のロイヤルパークホテル宿泊予定なので、空港内のターミナル移動のシャトルに乗車してT3へ移動。都内は、朝も曇り気味でしたが、この頃は結構強めの雨が降っていて、半袖で移動してきた自分はちょっと肌寒いかなと感じる位。それでも、ほぼ室内の移動なので外の雨も気にならずにT3に到着しホテルへチェックインをしてこの日が終わりました。

2024年4月18日

嵐一過

昨日の朝は、激しい雷雨と落雷の音で早朝から目が覚めたのですが、その後のローカルニュース等を見ていると、浜松試合では結構被害が発生していた様子です。全国版のニュースでも流れていましたが、市内の南側遠州灘に近い場所では、強風で軽自動車2台が吹き飛ばされたり、家屋に被害が発生していたようで、幾ら軽自動車とは言えそんな強風が吹いたとはちょっと信じられませんでした。自宅は、しないでも北寄りの山間部では無いけれど西側にある三方原台地が陰になるからか、そこまでは強い風は無かったように思います。それに、明けが珠恵は落雷や強風で凄い天候だったけれど、朝食を食べる頃には日がさしだして、暑いくらいの天候になりましたからね。 

浜松というか遠州地方は、冬場は「遠州の空っ風」が有名で、かなり強い北風が吹き荒れて、それ故に結構砂埃というか土埃の被害が発生したりします。春を迎える頃も、その冬場の北風ほどでは無いけれど、そこそこ強めの西風になるのかな、風が強い日が多くて、晴の日も多いけれど風も翼幅土地というのが、個の場所で生まれ育った一人としての肌感覚です。浜松市の東側半分位は、元々は天竜川の流域だった場所で、何度も蛇行した「暴れ天竜」が作った平地。西側の三方原台地の麓から、今の天竜川の流域までは、だから結構障害物の無い場所なので、西側とか北側から風が吹き込むと、鞴で風を吹き込んだような状態になるのかな。少し前も竜巻が発生したりしていましたが、まぁそれでも冬場でも暖かいし住むには良い場所だと思いますが。

機能は朝一からちょっと通院の予約があり、その後はちょっと買い物などをして車であちこち少し移動しましたが、この時点ではもう気温は20度以上に上がっていて、知らないうち社内のエアコンからは冷たい空気が流れてきます。本当ならば、窓を開けて外の空気や風を入れながら走るのが気持ちが良いのだろうけど、自分の場合運転しているときは車内オーディオでガンガンiPhoneに入れている音楽を鳴らしているので、窓を開けると騒音で迷惑になるのでなかなか開けられないんですよね(苦笑)。それでも昨日は、一時音楽再生を止めて窓を開けて暫く走りましたが、やはりこの時期がドライブするには一番気持ちの良い季節かもしれない。実は先々週くらいに、東名高速をちょっと走りに行ったんですが、目的は浜名湖に入る手前(東京から名古屋方面に向かう場合)に桜が並んでいる場所が有って、そこが毎年綺麗なんですよね。ただ、今年はもう散ってしまっているようで、せっかく走りに行ったのに桜を見ることが出来ず残念でした。でも、浜名湖周辺はやはりドライブするには気持ちが良い場所の一つだと思います。

気になる天候は、今日は少し崩れ気味だけれど、金曜日・土曜日はまた暑くなって、でも日曜日からまたぐずつき加減の天気に戻り、来週も雨予報の人が何日かあるような状態。まだ5月にも入っていないのに、もう梅雨空と言う事も無いだろうけど、年々季節が前倒しになってきている気がするだけに、例年6月の梅雨空が5月からスタートしても不思議はないかも。天気の良い日は、忘れずにこまめに洗濯しないと。

浜松マリオットホテル

マリオットやBONVOY関係のニュースは、よく利用するホテルチェーンの一つなのでよく見るようにはしていますが、最初このニュースを見た時には「遅れてきたエイプリルフール?!」と思ってしまったほど。マリオットインターナショナルが、HMIホテルグループと戦略的パートナーシップを締結したというニュース。これだけならば、良くある提携話だし、マリオット自体が世界最大規模のホテルチェーンだから珍しく無い話。でも「HMIホテルグループ」という名称にちょっと聞き覚えが。記事を読み進めていくと、HMIホテルグループが運営している国内5都市7件のホテルを「マリオットホテル」と「コートヤード倍マリオット」にリブランディングして、その一つが浜松市に生まれると書かれていてビックリ。どこのホテルだと思ったら、現在の「グランドホテル浜松」が「浜松マリオットホテル」に2025年秋から順次回収されるらしい。 

「グランドホテル浜松」は、昔から「浜松の迎賓館」と呼ばれていたホテルで、30年位前までは市内で唯一のホテル(ビジネスホテルの類はあったけれど)。それが駅前にオークラ系のアクトシティホテル浜松が出来て、ちょっとお株を奪われた感じ。ただ、自分くらいの年代前後だと、結婚式の披露宴をグランドホテルであげるのがステータス、みたいな時代がありました。確かに大きなホテルで、入って直ぐにある吹き抜けが象徴的だけれど、昔からのホテルなので改修はしていても設備の老朽化はよく言われるし、位置的に浜松駅から少し離れているのでアクセスに難点が有る場所。でも、高台の上に立っているホテルナノで、南側には遠州灘が眺望できて、やはりそれなりに格式のあるホテル。ただ、コロナ禍等もあり経営は厳しくなり、同じく市内の駅前にあるホテル、クラウンパレス浜松を運営していたHMIグループが買収したのは数年前だったかな。結構ビックリしました。この会社、元は楽器メーカーのヤマハ所有だった「つま恋」も買収していて、県内でも存在感があるんですよね。

ところで「マリオット」ブランドは、BONVOYの数あるブランドの中でも上の下くらいの位置にある、そこそこ高級なカテゴリーのホテル何だけれど、うーんグランドホテルはそれに値する品質だろうか。歴史や格式はそれなりにあると思うけれど、施設の広さや品質はちょっと問題じゃないかなあ。国内だと、品川の東京マリオットが一つ規準になると思うけれど、あそこと比べたらちょっと落ちる気がする。そう言えば、東京マリオットも「品川」とは言いつつも、品川駅からちょっと距離があり、しかも確か少し高台の場所に立地しているけれど、マリオット浜松も似たような立地になるのは偶然だろうな。

名前だけとはいえ、世界的ブランドのそれも基幹ブランドの一つのホテルが出来るというのは、うれしい事ではあるけれどビジネスや観光地としてのニーズや素材はあると言えるのだろうか。まあ、浜名湖周辺何かはそれなりに良いリゾート地だと思うけれど、それ故に周辺には小規模のホテルも結構存在しているし、わざわざ少し距離のある個の場所に宿泊する理由はない気がする。ビジネス的にも、色々有名企業は存在しているけれど、そういう人達はビジネスホテルを利用するだろうし。まだ出来ていないけれど、浜松に建設予定の県営ドーム球場(予定)が完成したら、そこでコンサートとか開催されればそれなりに需要も生まれるかも。今は、駅前のアクトシティに大小コンサートホールが併設されているので、そういうイベントがあっても駅周辺で滞留して、周りには還元されないんですよね。個人的にドーム球場に賛成しているのは、そういう流れを外に引き出す要素の一つになるかもしれないという事も有るんですが、さてどうだろうか。しかし「浜松マリオット」かぁ... 申し訳ないけれど、ちょっと笑ってしまう(笑)。さらに、他の場所では「クラウンパレス」ブランドのホテルが「コートヤード」に変更されているので、浜松もそのうち「クラウンパレス浜松」が「コードヤードバイマリオット浜松」に変わるかも。更にさらに、「つま恋」も、「つま恋リゾート&スパ」になったりして。ヒルトンも来ないかなぁ... (マテ)

個室新幹線

JR東海が、2026年度からN700S車両の一部に完全個室タイプの座席を導入するというニュース。1編成に2室ということで、場所的にはグリーン車車両に設置するのかな。記事中気になるのは「個室専用のWi-Fi」というもの。単にSSIDが個室施用なだけなのか、外部接続含めて専用の回線を設置するのか、その当たり気になる。

と言うか、新幹線の車内Wi-Fi、もっと接続性を改善して欲しいよなぁ。調子が良いときは結構繋がっているんだけれど、駄目な的には本当に繋がらなくて、諦めてWANでテザリングする事もまだまだありますからね。正直、ANAの国内線機内Wi-Fiの方が、接続性も使用感も優れていると思う。多分、それなりの料金の個室は別にしても、一般車両だとか「S-Work」と銘打っている7号車の車内Wi-Fiは早急に改善して欲しい。

ところで、リニア新幹線のWi-Fiってどうするんだろうか。東海道新幹線以上にトンネルが多いし、スピードもかなり早いから、ハンドオーバーだって大変だろうし。少し前に、何かの実験で接続出来るようにしたみたいな記事を読んだ記憶があるんですが、その前に東海道新幹線を実用レベルに改善して欲しいなぁ。

最近では、こだま/ひかりでもN700Sが回ってくることも増えてきていて、そうなれば設備的にはちゃんとした機材を搭載しているのだろうから、そこはのぞみではなくてそれ相応のサービスを提供して欲しいですよね。最悪、こだまは別にしてもひかりはのぞみ相当のサービスをして欲しい。利益を上げるために、こう言う差別化していくことは必要だと思うし理解は出来るけれど、基本的な部分のサービスに関してはそれに応じてしっかり底上げしてくれないと。 

2024年4月17日

目覚まし雷

昨日はちょっと気温は下がったものの、日中は半袖シャツでも問題無いくらいの気候。ところが今日の予報は「雨のち晴」で、前日は「あぁ、明日は雨かぁ」と思いつつベッドに入ったんですが、明け方雷の音で目が覚めました。朝の4時位かなぁ、「ゴロゴロ」という音で目が覚め、暫くするとどこかに落ちたのか「ドーン」という音も。暫くすると、結構強めの雨が古尾とも加わって、朝から嵐の様相になりました。雷自体は、1時間位で東に移動したのか静かになりましたが、雨はその後も続いていていましたが、朝通院のために家を出る頃には青空が戻り、この後お昼くらいには雨が降ったから湿度も上がり蒸し暑くなるらしいけれど、何とも落ち着かない天気です。

まだ4月も前半というのに、昼間は初夏を思わせるくらいの天候が続き、場所によっては夏日は勿論、30度越えの場所も有るみたいで、このままでは今年の夏はどうなるのか今から心配になるほど。今年は、桜の開花も珍しく4月に入って入学式の頃に間に合ったところも多かったようですが、やはり毎年少しずつ暑くなっている気がしますね。少し前も、日中はそれなりに暑くなっても、朝夕は結構冷え込む気温差の激しい日が続きましたが、ここ最近はその気温差も縮まっていて、朝でも17度とか18度とかになっていて、もう暖房器具(ガスファンヒーター)は掃除をして仕舞い込んでも良いかもしれない。代わりに、扇風機の用意を考えないといけないけれど、1台昨年調子の悪い物があったから、様子を見て買替えも考えないといけないかも。

ここの所は晴の天気が続いていたので、ほぼ毎週末している車の洗車も2週間くらいは毛叩きで埃を払うくらいで何とか維持していましたが、今日の雨で微妙に積もっていた埃がスケールになりそう。この週末は必ず洗車しないといけないけれど、日曜日はまた雨の予報なんですよね。まぁ、その日曜日の雨でスケールが増えないように前日洗車するのは問題無いけれど、やはり洗車した翌日に雨というのは気持ち的にちょっと萎えます。

今年のG.W.の天気はどうなんだろうか。5月3日から5日は浜松祭りで浜松市内は機能停止になるんですが、例年そんなに天気は崩れること無く結構良い天気が続いていて凧も揚がっている気がするんですよね。勿論、雨の日の年もあってそれでも凧を揚げる猛者もいるけれど、やはり子供の誕生を祝って上げるものだけに青空に向かって凧は揚げたいところ。G.W.直前の来週末までの予報を見ると、どうもこの日曜日から一週間は雨模様のはっきりしない天気が続く様子。その翌週にはいろいろ用事もあるので、雨は来週の内に降っておいて、その翌週は何とか天気が戻って欲しいなぁ。いずれにしても、今日は雷で早くに目が覚めてしまったので、昼寝が必要かも(笑)。

リニアと東海道新幹線

大村、鈴木、2候補による県知事選挙戦が事実上きまった今回、両陣営とも支援団体・組織確保に躍起で、今日明日にはある意味鍵を握るであろう連合静岡の支持候補がどちらかに決まるらしい。この決定に、立憲民主系、国民民主系等も同調するという事で、これら勢力が良くも悪くも川勝県政を支えていたことを考えると、やはりその勢力は侮れない。一方、それら勢力とは対決勢力となる自民党系の組織は、静岡市議団は大村氏支持、鈴木氏浜松の浜松市議団はまだどちらか決め切れていない状態。ただ県連としては鈴木氏支持との事で、これからどの様に摺り合わせてどちらかを支援するのか大変そう。

政治に興味が無い事も会って、正直今回の候補の大村氏が何で急に手を上げて県知事候補として登場したのか、その背景が良く分からない。例えば直近まで副知事をしていて、川勝県政を継続するために出馬するとか言うならまだ分かる。でも、彼が副知事だったのは2010年1月から2011年12月までだったかな、もう10年以上前の話だし、その後は総務省に戻っているわけで、正直なところ静岡県の政治に詳しいとは思えないし。総務省での部署では地方自治体との繋がりもあったらしく、そう言う意味では全く空白期間という事でも無かったらしいけれど、でも何か不自然さを感じるんですよね、個人的には。

今回の選挙では、リニア新幹線の静岡工区工事に関しての立場が一つの選択しになりそうだけれど、大村氏は慎重な立場で鈴木氏は前向きという感じ。早期工事開始を願っている静岡市以外の沿線自治体は鈴木氏支援なのかな。一方で川勝知事を支援していた川勝ファン層は大村氏なのだろか。ただリニア新幹線に関連して一つ言えるのは、どちらが知事に当選しても、多分「静岡空港直下の東海道新幹線新駅」の話は事実上無くなったと言って良いのでは。掛川駅を潰して代わりに「空港新駅」を作るならまだしも、そんなことをしたら掛川市民が反乱を起こすだろうし(笑)。それに、仮に新駅を設置したとしても、こだま号しか泊まれない駅になりそうだし、それって「空港直下に新幹線駅がある」と言うだけで実際にはそんなにメリットは無いと思う。それよりも、空港から静岡方面とか浜松方面へ直線的に移動出来る直結道路開設の方が有効なんじゃ無いだろうか。

川勝知事辞任理由が、それまでの舌禍の積み重ねと言うよりは、自分では「リニア問題に解決の糸口を付けた=延期させた」という事なので、正直県民からの不満や支持率的かを理由に辞任したというわけではない。ただ、だからとって、両候補ともに川勝県政継承という事を言わないのは、やはりそのままでは問題がある批判を受けると言う事をどちらも認識しているからなんでしょうね。私としては、もともとリニア新幹線は東京都名古屋を直線距離で結びたい路線想定なのだから、静岡県を通過するにしても北側山間部の過疎地域を通過するしか無い。仮にそこに駅を設置しても、そこに行くまでに1時間2時間かかってしまうわけで、それならば現在の東海道新幹線を充実させた方がよほど県に対しての利益は大きいはず。どちらの候補が当選するにしても、そう言うより現実的かつ前向きな県政を進めて欲しいですよね。