2008年2月29日

アスキー、メディアワークスと合併

アスキーがメディアワークスと合併して、消滅ですかぁ... 時代を感じるなあ... アスキーを読んでいたのは、もう20年くらい前かぁ。当時はマイコンとかI/Oとかもありましたねぇ。もともと、それ以前からCQ誌とかHAM関係、電気工作関係の雑誌を読んでいたから違和感は無かったんですけど、でもコンピュータ(当時は「マイコン」ね)の世界は難しかった。何が面白いのか、AND回路とかOR回路とかNAND回路とかトランジスターで組んで遊んでたなぁ。いゃいゃ、歳を取るわけだ。

第32回パールボウル

パールボウルのスケジュールが決まりました。初戦は4月26日にオール東京ガスクリエイターズと対戦。二戦目は5月18日にオンワードオークスと対戦します。会場はどちらも大井第二球技場です。詳細でまだ未定の部分があります(キックオフの時刻とか)。 しかし、まだ二月あるなぁ...

2008年2月28日

ロボット携帯

テレビ東京の番組と連動したSoftbankの「変形ロボット携帯」。うーん、ロボットも好きだし、こういう変形物も好きだし、携帯も好きだけど、これはなあ... これだったらガンダムのシャァ携帯みたいに、充電器に凝った方が良いんじゃないのかなぁ。携帯が知能チップみたいな感じで、携帯を充電器に接続すると充電器型のロボットが覚醒する、みたいな感じで。で、充電中でもそのままハンズフリー通話出来たり、充電器に内蔵されたキーパッドを取り出して、そのままメール送受信とかワンセグ視聴が出来るとか。 ちょっと捻りが足りないというよりは、捻り方が変、というのが私の正直な感想(笑)。

DoCoMoも無料通話サービス

DoCoMoもいよいよ家族間無料通話サービスを開始しますねぇ。Softbankの場合、同じSoftbank携帯内での利用以上に(ユーザー数が少ないから)、他社ユーザーとの通話も結構あるだろうから無料通話による落ち込みはそれ程大きくないんじゃないかと思うんですが、DoCoMoユーザーの場合、殆どの通話相手がDoCoMoってことだろうから無料通話の影響は深刻そう。ニュースだと800億円の減収だとか。で、i-modeの利用料は210円から315円に上がるんですよねぇ。個人的にはこっちが不満なんですが。 音声通話のオプションで、高速データ通信サービスがPCからも利用出来るようにして欲しいなぁ。そうすれば、今持っているPHSを解約出来るので。無料通話だけでなく、サービスの幅をもっと広げて欲しいものです。

2008年2月27日

ThinkPad X300

昨日発表された、Lenovoの新しいノートブックPC、ThinkPad X300。MacのAirを意識したような、薄型軽量のモデルでなかなか興味をそそられます。昨日の午後から、いろいろなサイトに発表会の様子やレビュー記事が掲載されていますが、それを見ての個人的感想。 [Good Points]
  • 13.3インチのLCDに、1440x900ドットというこのクラスで最大の解像度をサポートしたこと。Vistaは勿論、XPを使うにしても、XGA(1024x768)では狭すぎる現在、12/13インチクラスのWXGA(1280x800)よりも一回り大きな画面(物理的にも解像度的にも)は、個人的に待ち望んでいた機能の一つ
  • 標準サポートポートの豊富さ。仕事で使うことを考えると、外部モニターは必要。内蔵DVDドライブはちょっと悩むところですが、あった方が便利なのは確か。SDスロットやPCMCIAは無いものの、USB 2.0経由でアダプターを使った方がファイルコピーは早いので、これもあまり気にしない。逆に、SUB 2.0が3ポートあるほうが嬉しいですし。
[Bad Points]
  • ThinkPadの中では軽量とはいえ、他のメーカーと比べると200~400g位は重いかなぁ。標準構成で1.4kg強ですけど、少なくとも1.2Kg位にはして欲しいなぁ。希望は、勿論1Kg以下ですけどね。
  • ハードディスクがなくて、SSDだけ。これが、価格を30万円強に押し上げているし、第一64GBじゃ足らないし。こうなると、DVDドライブ無しでいいから、2.5インチHDDで200GB位サポートして欲しかった。個人的には、この点が一番残念。
  • タッチパッドとかメール着信で光るボタンとか、余分な物が多いし。もっとシンプルにすべきだよねえ。
X61/X61sを買おうか迷っていた自分にとって、重さ的にほぼ同じで、性能的には特に画面解像度が大きくなったので(X60TのSXGA+モデルも一時考えた)結構買いの気持ちなんですが、いかんせんSSDの64GBでは全く足りないし、さらに30万円台という価格がねぇ。少し前から、LenovoのWeb Shopで、X61が12万円弱の価格で登場してるんですが、こっちの方がやっぱり良いかなぁ。携帯用旅行用に、軽くてコンパクトなPCが欲しいと思っていたところなので。悩みます...

海草エタノール

温暖化防止策としてバイオ燃料に注目が集まるのは良いのですが、そのお陰でトウモロコシとか穀類の価格が上昇し食生活にも重大な影響が出ています。原油価格も100ドル越えとなり、原油に依存する生産農家やプラスチック系材料メーカー、それらを利用するメーカー製品の価格上昇がひしひしと伝わってきます。 こういう負の連鎖はどこかで断ち切らないといけないんですが、もしかするとその一つなるかもという日本海で海草を栽培してそこからバイオエタノールを生産する技術の話。この話、一月くらい前でしょうか、何かのテレビ番組(「がっちりマンデー」だったかな)で見た記憶があり、その時には「へぇー、如何にも日本っぽい発想」と感心した記憶があります。その時には、まだアイデア段階の話かなと思ったんですが、結構実用に近いレベルにあるんですね。 地上で栽培する、例えばトウモロコシと比べても、こちらは収穫してお仕舞いですが、海草栽培ならその周辺海域で魚群も豊富になるだろうし、確か海草には海水浄化作用もあるものもあるし、さらに「植物」の一種ですから二酸化炭素吸収・酸素放出も期待できるし。今回は、日本海側の大和碓での栽培を計画しているようですが、太平洋側では出来ないんだろうか。いゃ、日本海側はいろいろと排他的経済水域の問題もあるし、それよりは何もない太平洋側の方が今後規模を拡張する場合にも有利かなと思うので。ただ、地形的に広範囲にある程度浅い深度の場所というと、この大和碓くらいしか無いのかもしれませんね。いずれにしても、島国・海洋国として、既存の農産物を犠牲にすることなく大規模な勝つような技術と思われるので、個人的には期待したい話です。

2008年2月26日

次の目的地

今年は1月2月と毎月海外に出かけている私。お陰で、ここ数年は全く縁の無かったUAのFFP(Mileage Plus)では早くも2Pに到達してしまい、もう一度USの本土往復をすれば1Pにも手が届く状態。実はUSに飛ぶときに、せめてエコノミープラスで席を取りたいので、2Pは早く取りたかったんですよね。さらに、1Pになれば、スターアライアンスゴールドメンバーになるので、ラウンジ利用とかスタンバイ時の優先順位も少し有利になるし。で、前回の時差ぼけが取れだした頃から、3月の飛び石連休の時にどこかにと狙って居るんですが、流石に時期的にタイミングが悪くてお値段は高め。あと、途中のトラブルを避けるためにも、この時期は南の暖かい地域に行きたいんですが、どうも「ここ」という場所が見つからなくて。1月に初めて訪れたAtlantaは結構気に入ったのでまた訪れたいなとは思っているんですが、流石に1月に行って3月に行くのもねぇ。何かコンベンションでもあれば別ですけど。 で、もう一つ狙っているのがG.W.の旅行。当然、この時期フライトは混雑するしお値段も高くなるんですが、出発なり帰国をちょっとずらせば結構お値段は下がっている時期があります。この時期、仕事の兼ね合いもあるのであまり自由にはスケジュールが組めませんが、日本から出てしまえばUSは別にG.W.でも無いので結構空いているはず。気候的にも、北の方も暖かくなっているので、Bostonあたりどうだろうかなんて考えています。あぁ、でも日本人、多そうですね(笑)。まぁ、先日Hawaillに行ったときにも、入国審査の係官に「あら、あなた先月も入国してるわね。何しに来たの。」とかチェック入れられましたから、流石に3月も渡米したら怪しまれそう。やっぱり、次回はG.W.かなぁ... こういう妄想も旅の楽しみですね(笑)。

2008年2月25日

SONYのAQUOSテレビ?

週末驚いたニュースの一つ、SONYがシャープから液晶を調達するという話。SONYとサムスンの液晶製造会社は止めるのかと思ったら、こちらも継続しつつシャープからも調達してコスト削減と品揃えを充実する戦略にするらしい。もともと、シャープや松下・日立・キヤノン連合と対抗して、事実上サムスンからパネル提供を受けていたはずなんですが、だいぶ予想が違って来たみたいな印象。 シャープは「亀山モデル」と銘打ち液晶のブランド化に成功して絶好調なわけですが、SONYも「稲沢モデル」と称して国内製造モデルである事の強調とブランド化を狙ったんですが、最近は見ないですね「稲沢モデル」。多分、SONYが調達するパネルは、殆どはシャープが堺に新設する「堺工場」からの物になるんだろうから、「稲沢(堺)モデル」とでも言うべきなのかもしれないけれど(笑)。 どこの業界にもある話だと思うんですが、表ではライバルメーカーでも、裏では技術提供とか協業している事って結構ありますよね。車メーカーなどは、部品の共通化が進んで、下請けのパーツメーカーが国内メーカー全てに部品供給しているなんて話は普通に聞くし、お総菜メーカーなんかでも、各コンビニチェーン向けに一つの工場で作り分けているなんて話しも聞きました。昔は「系列」という事で、上から下まで同じ企業系列の会社で固めてライバルメーカーとは絶対に交わらなかったんですが、コスト競争の時代になっては、上流メーカーも下流メーカーもそんな枠組みの中では生きていけませんから。 閑話休題。テレビの画質って結構各メーカーの売りだと思うんですが、同じパネルを使ったときの差別化はどうするんだろう。パネルは同じでも、画像処理用エンジンとか画面コントローラーとかの設計で、やはり違いは出てくるんでしょうか。車で言えば、エンジンは同じでもフレームとかミッション系が違うと全然別の車種になるように。まぁ、パソコンでもCPUとかグラフィックは同じでも、各社独自色を出そうと一生懸命ですかね。でも、車で言うところのフレームやミッションにあたるOSまで同じだから、それ程違いなんて無いとも言えるだけど(マテ)。

2008年2月24日

HDDファンクーラー

熱くなるHDD対策で、5インチベイに取り付けるHDDファンを購入してきました。980円。お値段通り簡単な物。小さなファンが三つ並んでいて、ON/OFFのスイッチすら付いていない(笑)。

取りあえず、HDDの入っている5インチベイのフロントベゼルを外して取り付けて様子を見てみたんですが、肝心の奥にあるHDDには殆ど影響なし。そこで、奥の160GB HDDと5インチベイの500GB HDDの場所を交換。一番影響のありそうなC:ドライブが入っている160GB HDDは、40度程度で落ち着いています。でも、やっぱり筐体内部のエアフローに問題がありそう。しばらく様子を見て、まだ調子が悪そうならばCPUの空冷用のファンを、もっと強力な物に次は交換してみようかと。使い出して3年目のデスクトップPCですが、流石にメンテナンスがいろいろ必要になってきましたね。まぁ、それも楽しみの一つと割り切るのがパソコンライフの大切な要素かと。

春一番

昨日は全国的に「春一番」が吹き荒れて大変でした。地元浜松でも、朝は結構穏やかで暖かかったんですが、お昼前から急に空が曇りだし突風と大粒の雨が降り出し、午後は窓がガタガタ大きく鳴るほどの突風が夕方まで吹き荒れました。夜、都内の突風の様子が何度も映し出されましたけど、凄いですね。足場が倒れたりする事故も発生しましたし、けが人がなかっのが幸いです。 例年よりも9日遅い春一番とニュースでは言っていましたが、そうなんだ。気持ち的にはずいぶん早い春一番と思ったんですけどね。これから何度か寒さと暖かさが行ったり来たりして、一月後位にはコート無しで外出出来る気候になるんですよね。今年は暖冬と言われていたこともあるんだろうけど、何か冬が短かったような。もちろん、雪が降ったりそれなりに寒かったんですけど、あまり凍えたという記憶がないんですね。歳で惚けているのかもしれないけれど(笑)。 春になると、仕事もちょっと変わるかもしれないし、日本のフットボールシーズンも始まるし。まだちょっと気が早いかも知れませんが、そんな気持ちがふと沸いてくる春一番の知らせでした。うーん、またUSに行きたくなってきたぞ... これじゃぁ、毎月訪米するはめになるじゃん。今度は入国審査の係官に何か言われそうだなぁ、3月も渡米したら。

2008年2月23日

Windowsの何が公開されるのか

一昨日の晩だったかな、Web版朝日新聞に「Microsoft、Windowsの設計図を公開」なんて記事が掲載されていて「えっ?」と思っていろいろなサイトを見ても他の記事は見つからず。翌日、早朝から出社しないといけないので、そこで就寝して翌日の各サイトを見ていたら、「設計図公開」というよりもAPIとか技術情報をより広範囲を対象に公開する、という話のよう。正直「なんだぁ」という印象ですね。私も仕事柄ちょっと関わっているので、この手の情報にアクセスする事があります。どの程度のレベルまで公開するのか分かりませんが、ソースコードということは無いのは確か。開発者向けのサービスでMSDNがありますが、あれがもう少し拡張されるのか、登録条件が緩くなるんだろうなぁ。 まぁ、MicrosoftとしてはEU対策として譲歩せざるを得ないと言う状況もあるし、彼らもメンテナンスしきれなくなってるんじゃないかなあ。賛否、いろいろあるけれど、社会システムの中で基幹的な役割を担っているWindowsですからねぇ。オープンソースは無理としても、APIや技術情報の提供はもっとオープンにして欲しいですね。

春遠からじ

昨日金曜日は、週に一回の出社日で朝から新幹線で横浜まで出たんですが、暖かかったですねぇ。その前の週なんか、少し厚めのセーターを着てコートを着て、そのコートの前をしっかり上まで締めて、それでも寒くて前のめりになって背中を丸めて歩いていたのに、昨日は薄手のセーターで十分でコートはいらない位。朝の6時頃で、です。空も結構明るくなりました。まだ暗い中バス停までとぼとぼ歩くのは、寒い日は特に寂しいですしね。夜も、11時近くに帰宅したんですが、この時間でもちょっと厚めのセーターを着ていたらコートはいらないくらい。この暖かさは今朝も続いていて、これまで寒かったせいで少し厚めに掛け布団を使っていた事もあって、寝汗をかいて朝目が覚めました。妙な感じ。 実は、昨日朝通勤途中に新幹線から見える富士山の頂上付近の雪も、少し薄くなったような印象だったんですね。あのあたりは、まだ氷点下の厳しい気候だと思うんですけど、少しずつ春が近づいている印象は受けました。でも、今日はこれから寒波が来て冷え込むと天気予報ではいっていたけど、うーん週末はまた厳しい寒さなのかしら。久しぶりに車を洗おうかと思っていたけど、ちょっと延期かな。でも、もう2月も終わり来週末は3月なんですよね。何か、あっという間に冬が終わって春が来るような気持ちです。

2008年2月22日

値上がりHD DVD

東芝のHD DVDからの撤退に関して、それまで低価格路線で値崩れしていたHD DVDレコーダーが、ここ数日値上がりしているらしいですね。最初は、既存のHD DVDユーザーが将来のためにデッドストック用に買い溜めているのかと思ったら、HD DVD以外のDVD/HDDレコーダーとして使うために、購入する人が多いんだそうな。ニュースでこの話をしているのを聞いて、いゃ、確かに賢い消費者の選択だと感心しました。HD DVDだから、チューナー部分はハイビジョン対応だし、既存のDVDメディアに圧縮して記録も出来るし、そういうことに直ぐにピンと来る人がいるんですねぇ、世の中には。そちらの方に感心してしまいました。思わず私も一台、なんて思いましたから、本当。

熱いHDD

ちょっと調子の悪いデスクトップPCのトラブルを、以前解決したと思っていたんですが、最近また調子が悪くなりました。しかも、朝立ち上げて一時間もしないうちにブルースクリーンでお亡くなりになることも。HDD不良なのかと思い、製造メーカー(Seagate/Maxtor)のサイトから診断プログラムをダウンロードとしてテストしてみましたが、特に異常なし。でも、内蔵HDD 3台がSMART対応なのでモニタープログラムを入れて様子を見てみたら、OSが入っているC:ドライブのHDDが以上に熱くなることが分かりました。それ以外の2台も、結構熱くなっている様子で、これで動作が不安定になっているのもか。 結構内部の掃除とか月に一回は実行して、ファンも綺麗にしているつもりだったんですが、何がエアーフローを邪魔しているのか開けてみてみました。これ、という物は無かったんですが、よく見たらPSU(電源ユニット)の吸気用のパンチボードが結構埃で詰まっています。これを丁寧に掃除機で吸い出して、その他内部も綺麗にしてみたらところ、かなり改善されたみたいで、そこそこの値で安定しています。ただ、HDD 3台にファンレスのビデオアダプターとか入れていて、結構発熱が厳しそうなので、5インチベイに取り付けるHDDクーラーを今度購入して付けてみるつもり。今は、筐体の全面下の吸気口からファンが外気を吸い込んで、それをCPUの放熱版に当てた物が後ろに逃げるだけなので、筐体の上の方にPSUと一緒に固まっているHDD群には、あまり空冷のフローが流れていない感じです。上部部分は、背面側についているPSUが、内部から外にファンで排気しているだけなので、あまりHDDの冷却には役だっていなさそう。強制排気するような外付けのファンとかあるといいんですけど。取りあえず今考えているのは、5インチベイに取り付ける前面ファンと3.5インチ用マウンターが一緒になった物。効果があるといいんですが...

2008年2月21日

バッテリーエラー

今使っているノートブックPC、ミーティング中にバッテリーで使い、一度蓋を閉じてサスペンドし席に戻ってACアダプターに繋いで、ちょっとコーヒーを飲みに席を外して戻ってきたら... バッテリーアイコンがオレンジ色でピコピコしている? あれ、バッテリー充電中、とか思って蓋を開けてもずっとそのまま。流石に変に思いヘルプで調べたら「バッテリーエラーです。バッテリーを交換してください。」 orz 一度電源を落としてみたり、再起動したりしても状況は変らず。をぃをぃ、まだ使い始めて一月位しかたっていないのに... これまで10年以上いろいろなノートブックPC使ってますが、初めての経験です。

ミスドとモス

ミスタードーナッツとモスバーガーが資本業務提携するそうですね。甘い物が苦手なので、ミスタードーナッツはお店にはいることはほとんど無かったし、ドーナッツも食べたことはあまりありませんが、モスバーバーは昔から好きでした。値段が高いので、いつも食べるという事は出来なかったけれど、トマトソースのモスバーガーとマヨネーズのタップリかかったテリヤキバーガーは必ずデフォルトで食べてましたね。ただ、ここ数年品数が増えたからかちょっと昔ほど美味しいと感じなくなり、最近は殆ど利用していません。 思い返してみると、就職して仕事で海外出張(US)するようになった頃から、あまり利用しなくなったように思います。ドーナツは、当時日本では殆ど見た記憶がなかったんですが、プレーンタイプ(砂糖とかクリームが掛っていない揚げただけの物)をUSで食べてから、これは結構好きになりました。ハンバーガーは、やはりBTO(Bake to Order)のお店がUSには沢山あるので、これを食べてしまうと日本のファーストフード物はちょっと食べられなくなりますよね。まぁ、モスバーガーの場合ちゃんと注文を受けてから作ってくれている分別格だったんですが、店舗数が増えるに従ってお店によって結構味のばらつきがあって、それでだんだん足が遠のいたように思います。 個人の好みは良いとして、ビジネス的に見たら中々面白い組み合わせですよね。原材料の共同購入もそうですが、主食系のモスバーガーに対して、デザート・軽食系のミスタードーナッツとバリエーションが上手く出来そうですし。マクドナルドが、朝マックを始めることで、顧客が一日に何度も来店するようなサイクルを作りましたが、今回の提携もそれに近い効果がありそう。一つの店舗の中で、両方のメニューがオーダーできるようになったら面白そうです。デモ、その場合店舗名はどうなるんだろう。半分ずつ繋げるのかな? 「ミスター・バーガー」とか「モス・ドーナツ」とか(笑)。

2008年2月20日

東芝HD DVDから撤退

ずっと旅行記が続いていて、それ以外の記事をポストする余裕が無かったんですが、いろいろ大きな事件がありました。その中で、仕事にも関係する東芝のHD DVDからの撤退のニュースは最大のものの一つ。もともとBlue-ray Disk(BD)にしてもHD DVDにしても、現行DVDメディアの容量(4.7GB)の5倍から10倍(BD単面2層)程度では、とても「次世代メディア」とは言えないと思っていましたからあまり興味も無かったんですが、次が出てこないからには使わないといけません。どちらを選択するか、と言われればやはりBDでしょう。容量が多いから。BDはもともと大容量を歌っていましたからね。一方HD DVDのメリットは製造原価の安さ。既存のDVD製造設備を流用出来るというメーカー側のメリットが大きいもの。ですから、正直ユーザーに訴求する力は小さかったですよね。価格に関して言えば、いずれ下がるというのがユーザー心理ですから。高ければ売れないだけだし、高くてもC/Pが見合えば購入するのがユーザー。 一般ニュースを見ていると、決定までに時間が掛かった(BDとHD DVDの共通規格の話は3年前でしたっけ)という批判もあるみたいですが、個人的には中途半端な共通規格が決まるよりは、まずはマーケットに決めさせる事が大事だと思いますけどね。MDがその失敗した典型例だと思いますよ。CD-ROMの次世代規格として登場したけど、結局は鳴かず飛ばずでいるし。もちろん、すでにHD DVDのハードやソフトを購入した人は不満でしょうけど、このあたりは消費者のリスクとしか言いようがない気がします。自分もLDにずいぶん投資しましたが、それはその時期LDで楽しめた事で相殺されると理解しています。ビデオテープのように、次世代、次次世代メディアが登場しても、未だに残っているメディアだってあるわけですし。 私が個人的に期待しているのは、東芝が同時に発表した半導体工場への大規模な投資。まだまだコスト的にはHDDには勝てないけれど、そろそろCD/DVD/HDDのような回転体以外に大容量記録出る本当の意味での「次の新しい記憶装置」が登場して欲しいです。SSDとかSRAMがその際有力候補ですけど、まだまだコストではHDDに勝てない。東芝には、この分野でのブレークスルーを是非お願いしたいですね。

2008年2月19日

NRT-HNL (16)

楽しかった今回のPro Bowl Tourも帰国日。「ハワイは一度行くとはまるよ」と言われて、実際去年初めてPro Bowl観戦で訪れてはまり、今年もまだまだ遊び足りない感じです。今年はもしかしたら、もう一回いゃもう何回か(をぃ)来るかもしれないなぁ... と思うくらい名残惜しいです。帰国便の出発は朝の9:00なので、朝の6:00過ぎにチェックアウトして6:30に来る予定のシャトルバスを待ちます。このシャトル、空港とWaikikiのホテル街を結んでいるもので、片道US$9、往復だとUS$15となかなかお得。去年は大きなバスが迎えに来て、でも乗客は私も含めて5人位だったんですが、今年はシャトルバンに定員一杯の10人が乗り込んで出発です。まだ日も昇らず暗い中30分位で空港に到着。予想に反してチェックインカウンターはがらがら。直ぐにチェックインが完了して、タグを付けた荷物をセキュリティチェックの所に置き、そのままセキュリティチェックゲートを通り抜けて、到着から10分もしないうちに出発準備が整ってしまいました。

カウンターのある中央の建物から、UAのゲートがある左側のターミナルに歩いて行くと、この頃には日が昇り明るくなってきました。このターミナル、特にお店があるわけでもないので、そのまま3FのRCCに入り、コーヒーをまず一杯。PCのワイヤレスが使えるか試してみたんですが、ここもTMobileの有料の電波しかないんですね。うーん、搭乗開始までもう一時間を切っているので、どうしようかと思いましたが、まぁ特にやることもないし結局一度起動したPCを直ぐにシャットダウンしてしまいました。ここでRCCの受付にいた女性スタッフの方が「日本の新聞ですけど読みますか?」と日経新聞を持ってきてくれました。新聞は手が汚れるからあまり読みたくないんですが、せっかく気を遣って持ってきてくれたので、ここは有り難く"Thank You!"と受け取りました。ホテルで前日買っておいたパンとカットフルーツで朝食は済ませていたので、コーヒーを飲みながらこの新聞を読んで残りの時間をつぶしていました。RCCの窓から帰国便で搭乗予定のUA879が見えます。搭乗開始のアナウンスがあるかと思ったら、ここ無いんですね。ふと気がついて腕時計を見るともう開始時刻を過ぎています。まぁ、席が無くなる訳じゃないので残りのコーヒーを飲み干し、RCCを出て出発ゲートに向かいます。

この日は気流が不安定な場所があるということで、出発前からアナウンスがあったんですが、飛び立ってしまえばそんなに揺れることもなくミールサービスも普通に行われました。出発する時はまだ早朝の時刻だったので、流石にウェルカムシャンパンではなくウェルカムO.J.をお願いしましたが、飛び立ってしまえば酔っぱー準備は完了。食事の前のシャンパン、口開けは白ワイン、そしてバーボンと飲み進んでいると流石に酔いが回ってきて、食事が終わると直ぐに座席をベッドに倒して寝てしまいました。目が覚めると、もうしばらくすると到着前のリフレッシュメントが始まるかという時刻。座席を元に戻して、残っていたペットボトルの水を飲みながら「コーヒーでも欲しいなぁ」と思っていたんですが、CAの人が見あたりません。結局、30分位このまま放置された状態が続きました。前回は、目が覚めて起きると直ぐにCAの人が来て「何か必要ですか」と非常に好印象だったので、今回は残念でした。これは後日UAへのアンケートでも指摘したんですが、ちょっとサービスが雑な印象でした。

だいぶ日本にも近づき、起き出した人も多くなってきたので窓のシェードを開けて外を眺めてみました。最初は一面白い雲ばかりで「あれ、天候悪いのかな」と心配になったんですが、日本に近づくにつれて雲の切れ間が多くなり、日本の海岸線が見える頃にはほぼ「快晴」と言って良い好天。到着前に少し揺れたんですが、予定よりも30分近く早く成田に戻ってきました。

到着して入国審査、税関と殆ど人が並んでいない状態なので、直ぐに通過。20分もしないうちに日本に「入国」出来ました。スーツケースは宅配便で送り、手荷物一つで成田エクスプレス、東海道新幹線と乗り継ぎ、夕食までには無事帰宅できました。

今回は日焼けもそれ程酷くなく、結構綺麗に焼けました。もっとも、ビーチで焼いたわけではないので、顔とか腕とか、膝から下とか、洋服から出ている部分だけですから間違っても銭湯とか温泉にはしばらく行けません(笑)。帰国してしばらくしてから、UAから4月から9月の料金が発表されましたが、早速次のHawaii行きのフライトを検索してたりします。今は、半分遊びで検索しているだけですが、いつ「申し込み」ボタンをポチッとクリックしてしまうのか... 怖いです(笑)。(完-始めに戻る)

2008年2月18日

NRT-HNL (15) - Red Line

Pro Bowlが終了した翌日。今回の旅行での実質ハワイ最終日。去年もそうだったんですが、試合翌日一日はお土産や買い物に一日当てています。が、いろいろブランド物とか免税品とか買い込むわけではないので、流石に一日は長すぎます。部屋から見えるAla Moana Park越しの海と空を見ているうちに、Waikiki Trolleyのチケットがまだ1日分残っているし、市内ダウンタウンをぐるっと回るRed Lineに乗れば、2時間半位市内観光で時間がつぶせるなぁと思いつき。午前中はRed Lineで市内観光する事に急遽決定しました。時刻表を調べてみると、後30分位でHiltonの前から始発が出発します。ここから徒歩で15分位。これを捕まれば、席も確保してお昼くらいまで市内観光が出来ます。と言うことで、早速ホテルを出発して、海岸沿いの道を散歩しながら、始発の出るHilton Hawaiian Villageに向かいました。

予定より少し遅れて出発。DFSを経由して、Pink Lineと同様にWaikikiのホテル街をぐるっと回りお客さんを広い、さらに海側から山側に回り込んむと運河沿いに再びAla Moana Shopping Centerの山側まで戻ってきます。

日本人・日系の地元の方には同じのドンキホーテ(昔のダイエー)等を見ながら進むと、こんな絵になる光景にも遭遇。Hawaiiの場合、青い空にちょっと白い雲があれば、どんな建物でも素晴らしい絵になる、と言ったら怒られるか(笑)。自分で写真を撮影しておいてこんなことを言うのもなんですけど、青い空、緑の芝生、瀟洒な建物、横に椰子の木、なんて、もう嘘みたいな風景ですよね、本当に。

ルートの真ん中あたり、State of Hawaii City Hall。思ったよりこぢんまりした建物でしたが、この円盤のオブジェとか、その手前にある鐘とか、歴史を感じさせますね。ここで降りて、この州政府庁舎の裏側にある、イオラニ宮殿に向かう人が多くいました。

さらに山側にTrolleyが進むと、やはり有名なFoster Botanic Centerに到着。ここも時間があれば寄りたいところですが次回のお楽しみにしておきます。

ルートの西の外れとなる、ハワイの民族博物館とでも言うべきBishop Museum。ここは、ホテルにあった市内の観光チャンネルの番組で見て、中々面白そうだったんですが、ここも次回のお楽しみに(こればっかり)。ここから山側から海側にルートは戻ります。

ダウンタウンを抜けてくると交差点の横に立っているStatue of Kamehameha。日本語だとつい「かめはめ波」と変換してしまう(をぃ!)ドラゴンボールの影響が強いんですけど、地元ではハワイ建国の祖。金色のマントが朝日に輝いて綺麗でした。もっと大きな物かと思ったんですが、実際の人間の大きさより少し小さい感じが意外でした。

さらに海側に抜けて、再び西側に戻るとAloha Tower Market Placeに到着。San FranciscoのFishermans Wharfをちょっと思い出させる雰囲気。まだお昼前だったからか、それ程人手は多くなかったんですが、Waikiki方面の「お買い物系ショップ群」とはちょっと違った雰囲気で面白そうです。Seafoodとか食べたい時に夜のは良いかも。

ここから海沿いの道を再び戻り、出発地点の手前Ala Moana Shopping Centerに戻ってきた所で下車しました。丁度お昼前でお腹もすいたので、そのままShopping CenterのFood Courtに入って軽くお昼を採りました。休憩と昼食を済ませたら、Pink Lineで再びWaikikiに移動。ここでお土産のチョコを購入して、お店を除いて時間をつぶした後、一度ホテルに戻って荷物を置き、再びAla Moana Shopping Centerに出動。自分が欲しかった衣類等の買い出しをして夕方まで時間が潰れました。今回「買い物するぞ」という意図もあり、Ala Moana Hotelにしたんですが、これは中々正解だったと思います。午前中歩き回ったせいでしょうか、あっという間に最終日も終了。明日は日本に向かって出発です。(続く...)

2008年2月17日

Le Meridien Grand Pacific Tokyo

土曜日夕方、都内で大学時代の集まりがあるため金曜日夜の宿探し。取りあえず今月はSPGのDouble-Stay期間中なのでSPG系で探したんですが、たまたまこのLe Meridien Grand Pacific Tokyoが安いレートで出ていたので初めてここに宿泊してみました。これまでも予約検索で候補に挙がることがあったんですが、最大の問題点が「場所が悪い」事。わざわざ新橋からゆりかもめで台場までいくのがねぇ... 竹芝のInterConti Tokyo Bayですら、面倒だと思うくらいですから。CXあたりに用事があるなら良いんですけどね。でも今回は夕方まで時間がたっぷりあることと、Le Meridien系列が5月でSPGから脱退するから、それまでに一度話の種にという意図もあったりします。品川駅前のPacific Tokyoには何度か宿泊していますけど、あちらは交通の便が良いですからねぇ。ただ、向こうは施設がちょっと古いのが残念なんですけどね。

私鉄、地下鉄を乗り継いで新橋駅に到着。この地下にある、ゆりかもめののり口に行くエレベーターが分かりにくいんですよねぇ。凄く狭いお店の隙間にある感じで、何度か利用しているけどいつも通り過ぎから気がついて戻ってくる始末。新橋から、汐留、竹芝と過ぎてぐるっとループを回ってレインボーブリッジを潜りやっと到着。駅に直結とwebには書かれていたけれど、ちょっと歩くよなあぁ(笑)。で、アトリウムを抜けてフロントに行くまでの通路が分かりにくい。で、内部の作りが「洋館風」でちょっと違和感を最初に感じたんですが、これは最後まで残りました。部屋は、一応アップグレードしてくれたのかな? 25Fのダブルになりました。で、広いんだけど何か無駄にスペースを使っている感じ。特に、窓際の椅子とランプの後ろが妙~に空いてるんですが。

もう遅い時間なので、夕食をとりに30Fのラウンジで。ここで軽く食べようとカルパッチョとカツサンドを頼んですが、う~ん、これもちょっと波長が合わない感じ。鯛のカルパッチョにイクラとか魚卵が乗ってるんですが、これがしつこい感じ。カツサンドもカツは美味しいんですが、そこにかけてあるマスタードベースのソースがくどい感じ。お値段的にもちょっと「高いなぁ」という不満の残る夕食になってしまいました。

部屋に戻って、ちょっと仕事を片付けて倒れるように休んだんですが、ベッドはやや固めで好みの感じでした。で、翌朝も好天で朝からまぶしい光が部屋に一杯。丁度正面に羽田空港の滑走路が見えます。一番外側(海側)だからC滑走路でしょうか。次々と飛行機が飛び立ち、右に時計回りに旋回して高度を稼いで目的地に向かっていきます。飛行機好きには嬉しい光景。

時間があるので、この日は珍しく朝からゆっくりバスタブに浸かりましたが、アメニティは充実していますね。シャンプー等が環境に優しい詰め替え式ボトルになっているのは好印象。逆に残念だったのが、室内備え付けのコーヒーがインスタントしか無かったこと。コーヒーメーカーがあると嬉しいんですけどねぇ。このホテルに限らず、サービスで夕刊とか朝刊を入れてくれるより、コーヒーメーカーとペーパーフィルターを2~3個置いてくれる方が、はるかに個人的ポイントは高いんだけれど。

で、カーテンを開けて朝日を一杯部屋に入れてみると、やっぱり妙なアンバランス感を感じる部屋の内装と家具の配置。古いとか汚れているとかじゃなくて、自分の波長に合わない感じなんですよね全体的に。で、家具類も広い部屋の中に何か狭く配置されているような感じで妙な空間があります。結局この「違和感」は最初から最後まで消えませんでした。

アクセスがちょっと不便なことを除けば良いホテルだと思います。綺麗に改修しているし、サービス内容的も良いし。ただ、うーん私の趣味では無いなというのが個人的な感想。多分、今回が最初で最後の宿泊になりそうです。

2008年2月16日

NRT-HNL (14) - Pro Bowl 2008

やってきました、一年ぶりのAloha Stadium、Pro Bowlです。天候は快晴、朝からジリジリする位の暑さです。試合が終わったらWell-Doneに焼かれていそうです(笑)。現地の知り合いが、わざわざ友人に連絡して朝ホテルまでピックアップに来てくれたので、大変助かりました。試合開始が11:30なんですが、朝の8:00前にはAloha Stadiumに到着。知り合い奥様がわざわざお弁当を準備していてくれました。久しぶりの再会と、日本から持参したお土産を渡したところ、大変喜んでくれて持ってきた甲斐がありました。11:00からPre-Game Showが始まるんですが、まだ結構時間があるので、Stadium周りで開催されているイベント等を見物に出かけます。

Pro Bowl Goodのお店や、軽食を販売するテント等盛りだくさん。でも、一番人気はNFL Cheerleaderのサイン会(笑)。大人も子供も男性も女性も長い列を作って順番を待っています。まぁ、一番エキサイトしているのはお父さんなんですけどね。流石に試合に出場する選手を見かけることは無いんですが、チアだって試合に参加するわけですし、試合開始前でもグランドの外でこうやってイベントを盛り上げる姿勢というは素晴らしいです。

待ちきれなくて早めにStadiumに入ってしまいました。今回Getしたチケットは、AFCサイドのエンドゾーン横。前から14列目というなかなかの好ポジション。それぞれ好みはあると思うんですが、やはりエンドゾーンの近くにいればTDシーンを見るチャンスも大きくなるし。ただ、出来れば反対側のサイドに座りたかった。こちら側、ずっと日向になるんです。反対側だと途中から日陰にはいるので観戦には楽なんです。写真は、選手紹介と入場のシーン。派手に花火が打ち上がり、試合前の雰囲気を大きく盛り上げてくれます。

ここで発見! Vikingsファンの親子です。その時の気温は30度近く。短パン・Tシャツでも汗をかく暑さ。その中、このバイキングの出立で登場。お父さん、お母さん、娘さん、もう一人の四人がこのコスチュームなんです。実は、去年のこの親子見ました。席の近く前に座っていて、ずっと試合中この格好で応援してるんですよねえ。流石に暑いだろうから、途中兜を脱いだり、休憩したりしてますけど、ここまで拘っているファンも中々ないんじゃないかと。多くは、贔屓チームの贔屓選手のユニフォーム姿ですから。しかし、凄いなぁ...

試合の中で一番厳粛かつ盛り上がる国歌斉唱。今回の歌手は、元ディステニューチャイルドのメンバーだった、ケリー・ローランド。上手いですねぇ、流石に。歌詞に合わせて、ロケット花火が打ち上がったり、ちょっと例年とは違う演出です。で、いよいよ国歌が終盤に差し掛かり最高に盛り上がったところで、遠くから地響きのような音が...

と思ったら、大型ヘリコプター3台が、Stadium上空をフライパスしていきました。去年は、海軍のF-16が飛んできたんですが、今年はこのヘリコプター。こんな大型のヘリコプターなんて始めてみましたが、凄い音です。で、飛行機に比べればゆっくりと上空を通過していきますから、観客の歓声がずっと続いています。こういう演出は、もう米国お手の物というか、流石としか言いようがありません。

さて、いよいよキックオフ! すでに試合結果はご存じでしょうし、テレビ放送もご覧になった方が多いと思いますが、最初はAFCがリードして結構ワンサイドゲーム気味になり、このまま大味な試合で終わりかなと思ったところ、NFCがどんどん盛り返して逆転。最後にとどめのTDで点差を広げて、NFCの勝利となりました。オールスターゲームとはいえ、中々面白い内容でしたし、去年以上に楽しめた今年のPro Bowlでした。

試合が終わって外に出てきたのが15:30頃。何かあっという間に過ぎた4時間ちょっとでした。このPro Bowl、今年でNFLとHawaii州との契約が切れるというので、来年どうなるか分からないそうです。Hawaii州としては、大きな観光イベントですから継続したいし、選手にも好評らしいんですが、NFL側としてはやはりUS本土からの移動が大変ということで、今後はFloridaあたりで開催したい意向らしいんですね。Florida(Miami)も避寒地ですし、何てったって自動車で移動出来る場所ですから(向こうに人は平気で何千キロも運転して来ますからね)。でも、日本からは一番大変な場所の一つ。どうなるんでしょうねぇ。まぁ、いずれにしても、Hawaiiにはこれからも何度も通いそうなのは確かです。(続く...)

2008年2月15日

NRT-HNL (13) - Pro Bowl Block Party

Pro Bowl 2008が開催される前日の夜、2月9日(土)の夜19:00から22:00の間Waikikiのホテル街とWaikiki Beachの間をあるKalakaua Avenueを歩行者天国にしてPro Bowl Block Partyが開催されます。DFSの1ブロック先あたりから道路閉鎖が始まりますが、実際にBlock Partyの会場入り口となる大きなフットボールバルーンはさらにその先、International Market Placeあたりに置かれて、ここからホテル街の反対側Kapahulu Avenueまでが会場となっています。昼間歩けば、15分から20分位の距離ですが、この時は人手が凄くて一時間近くかかりました。

道路上には、こんな感じのステージが幾つか準備去れいて、その上ではこの写真のようにハワイアンの演奏あり、放送局による出場選手とのインタビューがあったり、さらにその間にはおみやげ物屋さんや軽食を販売するテントが並んでいて、もう日本の縁日と初詣を合わせたような賑やかさです。

これ、今回一番よく見かけたお土産。一枚の薄い金属板を、中心から同じ形を少しずつサイズを変えて切り抜き、それを縦に軸を通してそれぞれの機の抜いた図形が自由に回転出来るようにした物。これが風に吹かれて一斉に回り出すと、サイズの違いからでしょうか微妙に回転速度に差が発生して立体的な物体のように見える物。見ていると不思議でした。

こちらでは、放送局による公開インタビューが行われています。ちょっと選手の名前まで覚えていませんが、所属チームの熱狂的ファンが数多く集まっていて、時折司会者が言葉をかけると大きな歓声が生まれていました。

こんな感じで、通りに一杯テントが張られていろいろなお店が開店し、それを眺めたりのぞき込んだりしながらゆっくりと人の流れが出来ています。去年も来ましたが、去年よりも人では多かったんじゃないでしょうか。もっとも、去年はPro Bowlが土曜日開催でしたから、このBlock Partyは金曜日の夜に開催されていたので、ちょっと条件が違いますけど。今回は土曜日と言うことで、子供連れが多い印象でした。

音楽系ステージは幾つかあったんですが、その中でも個人的には一番気に入ったのが、この5人組ボーカルグループ。ちょっとゴスペルっぽい雰囲気のグループでしたが、スタンダードからオールデェイズの名曲を次々と披露してくれました。圧倒的な声量と歌唱力は素晴らしかったですね。こういう人達が、こういう普通のイベント(と言ってもNFLの大きなイベントではありますけど)に登場してくるのを見ると、US音楽会の層の厚さをしみじみ感じます。

昼間の公園でのイベントにも登場した、49ERSのドリル隊。ここでも、昼間同様華麗なパフォーマンスを披露してくれました。彼らも素晴らしい演奏と、そして時折笑いを誘うコミカルな演出が光っていました。

ホテルの壁に次々に映し出されるPro Bowl出場選手達。明日のGood Gameを期待して会場を後にしました。

しかし凄い混雑で交通規制もあちこちであり、なかなか大変でした。丁度Ala Moana Shopping Center方面に向かうPink LineのTrolleyが捕まったので、それに乗って戻ったんですが、渋滞に捕まり結局帰りも一時間近く掛かってしまいました。さて、明日はいよいよPro Bowl当日です。楽しみです。(続く...)

2008年2月14日

NRT-HNL (12) - Pro Bowl Pre-Game Event

今回の旅行の本命は、2月10日(日)に開催される、Pro Bowl 2008。NFLのオールスター選手が、AFC(American Football Conference)とNFC(National Football Conference)に分かれて戦う試合なんですが、試合会場が常夏の島Hawaiiという事で選手や家族の慰労も兼ねていると聞いたことがあります。日曜日の試合に向けて、その週の水曜日から試合前のイベントが始まっています。Waikikiのホテル街の外れ、Honolulu Zooの横のKapiolani Parkに、NFL関連のお店やフットボールに関する子供向けのゲームコーナーが開設されています。その入り口には、Pro Bowlの大きなバナーが立っています。

会場の入り口には、大きなFootballのバルーンが。ボール手前の芝生には、Pro Bowl 2008のロゴマークがペイントされています。最近では日本でも時々見かけますが、USの人は本当にこの芝生に絵とか文字とか描くのが好きですよね。最初の頃は芝生が可哀想と思ったんですが(ペンキで描いていると思ったから)、ちゃんと水性の塗料で顔料も自然に優しい芝生を痛めない物がちゃんとあるとか。そういえば出張していたある時、水不足になって庭の芝生への水まきが規制されてそのため枯れて茶色くなった庭先の芝生を緑色の塗料を吹き付けて「緑の芝生」にしてましたが、アイデアだとは思うけどでも日本人的には何か変な感じです。

NFLはファン層の拡大、特に未来の選手やNFL関係者になってくれるだろう子供世代に対してのイベントに熱心です。例えば、この写真のイベントは、小学生低学年くらいまでの子供用のゲームで子供用のボールをキックして正面のゴールに入れるもの。49ERSのネームが入っていますが、多分各チームが資金を出してこういうものを準備するんだろうなぁ。そのほかにも、QB用のボールの的入れとか、本物のゴールポストを使った年齢の高い子供用のキッキングゲームとか、もう盛りだくさん。子供でなくとも参加したいくらいです(笑)。

突然登場したドリル隊。49ERSのユニフォームは、全員が番号49で名前は"NOISE"になっています。よく分からないけれど、多分49ERSの本物のドリル隊なんだろうなぁ。演奏は上手だし、演奏中にも子供達に太鼓を叩かせたりして盛り上げ方も一流です。こういう「エンタテイメント」という部分の上手さ・巧みさは流石というしか無いですね。

ハワイという場所は太平洋地域の中心で、従って米国軍の要所の一つでもあるわけですが、このイベントにも多くの協力をしているようです。去年も、このArmy(陸軍)のテントがありましたねぇ。要員募集というよりは、日頃の活動広報といった趣のように思います。国防に関しての考え方はUSと日本では違いがありますが、奉仕する対象である国民に対して広く活動内容を知らせるという行為は大切ですよね。浜松は、ある意味自衛隊の街だし私なんかも子供の頃からブルーインパルスの演技を楽しみにしていた位だから、日本の自衛隊もこういう部分をもっと頑張って欲しいなと思います。

海上の中には様々お店も出店しています。NFLのOfficial Shopもあるし、参加選手やチアリーダーのサイン会場もあるし、この写真で並んでいるのは、個人でNFLグッズを収集している人が出店しているテナントです。有名選手のサイン入りの写真やヘルメット、ユニフォーム、それにアメリカ人が好きなピンバッジが沢山。あっ、後、去年もあったんですが、アンケートに回答すると結構大きなPro Bowlのバスタオルが貰えるんですが、これアメリカ国民だけが対象で旅行者は駄目。今年も横から羨ましそうに眺めているだけでした。

この公園の中には、屋外ステージがあるんですが、ここではUSの3軍(陸海空-あっ、でももしかしたら海兵隊も入っていたかな...)から選抜された人達がバンドを組んで演奏しています。マジで上手いです。そのままプロとしてやっていけるんじゃないかと思うくらい。で、ここにNFLのチアリーダーが登場。会場が一気に盛り上がります。男性は勿論、女性や子供にも人気なんですよねぇ、NFLチア。憧れの的という点では日本以上何倍もありますねぇ。でもう一つ発見。カメラ小僧はアメリカにもいる(笑)。大きなレンズを付けた男性陣がわっと前に集まってきました。

NFLのチームには、チームマスコットを持っている所もあります。これは、Buffalo BILLSのマスコットなんですけど、青色のなまはげみたい(をぃ!)。日本でも、チームマスコットは子供に大人気ですけど、こちらでもそれは同じ。何度もせがまれて子供達と並んで写真に写っていました。

大体お昼位から夕方までこのイベントが水曜日から毎日開催され、試合直前の土曜日の夜には"Pro Blow Block Party"と言って、Waikikiのホテル街が歩行者天国になるイベントがあり、試合直前にさらに雰囲気を盛り上げます。次はそのBlock Partyの様子です。(続く...)

2008年2月13日

NRT-HNL (11) - Ala Moana Park

宿泊しているAla Moana Hotelの目の前には、Ala Moana Park Beachが広がっています。ちょっと散歩がてらに出てみたんですが、このビーチ、良いですねぇ。何が良いって、Waikiki Beachのように混雑していない(笑)。本当に空いています。で、砂浜も綺麗だし、海も透明でGoodです。唯一、波があまり入らない場所のようなので、サーフボードとかブギーボードをする人には物足りないでしょうね。でも私のように、ビーチに出たらゆっくりと日焼けをしながら本でも読んでいようと思う人間には、混雑したWaikikiよりもお勧めです。

ぐるっと砂浜を回り込むと、Waikiki側には綺麗な芝生の部分も広がっていて、ここで日焼けするだけでも楽しめそうです。広いだけでなく、本当に空いている浜辺なので、それが不思議。隣のWaikik Beachは鬼のように混雑しているのに... 私はAla Moana Hotelに宿泊していたので徒歩で直ぐの場所ですが、Waikikiのホテルでも、Trolleyを使えば簡単にアクセス出来る場所だと思います。もし次回来る機会があり、のんびりしたいなら、多分こちらに来るでしょうねぇ。それだけ、ゆったりとした時間が流れている場所です。

浜辺のWaikiki側の外れには、円形のプールのような部分があり、ここではスキューバーのクラス講習とかしていました。この辺は、多分遠浅で波も穏やかなので、潜る練習とかにするには好都合なのかも。それよりも、遠くDiamond Headが望める景色が最高です。

浜辺の端にはヨットハーバーがあり、これも絵になる光景ですね。この時はお昼頃でしたが、午後も遅くなる頃にはここからヨットやボートを出して、外海に浮かびながら夕日を楽しむんだろうなぁ。米国の人間は、とにかくビジネスで成功して出来るだけ若い家にある程度の資産を手にして引退し、後は悠々自適の生活を楽しむのが夢だと以前聞いたことがあります。その時には、夕日が綺麗に入る家を買って、その夕日を見ながら一杯やるのが最高なんだとか。海上から眺める夕日は、その中でも一番なんでしょうね。本当に羨ましいです。(続く...)

2008年2月12日

NRT-HNL (10) - Blue Line (2)

Hanauma Bayを出発して左手に山肌、右手に海に繋がる絶壁という曲がりくねった道路を走り暫くすると到着するのが、Halona Blowhole (ハロナの潮吹き岩)。ここでも停車して、外に出て潮吹きの場面が見られます。でも、個人的にはその左手に広がる岩場が、宮崎にある「鬼の千畳敷」みたいで面白かったんですが(笑)。

で、ここにも小さなビーチが岩場に囲まれてあります。先に見た、Hanauma Bayのビーチも綺麗だったんですが、ここも素晴らしい景色。無理とは知りつつも、独り占めできたら素晴らしいだろうなぁ... 等と妄想している間に出発です。

Makapuu岬を北に横断して反対側にでると、そこにはまたまた綺麗なビーチ、Makapuu Beachが広がっています。その沖合に見える大きな島がManana Island。写真では分かりにくいんですが、手前右下にはもう一つの島Kaohikaipu Islandが見えます。大きな方の島、Manana Islandはもう少し左側に回り込んで見るとウサギの顔を横にしたようにも見えるのでRabbit Islandとも呼ばれているとか。そういわれれば、島の高い部分が上を向いたウサギの顔で、左側の低い部分に長い耳に見えます。

ここを過ぎれば直ぐにこのBlue Lineの折り返し点、というか実質的な終点とも言うべきSea Life Parkに到着します。ここまで、Waikikiを出発して2時間弱の旅でした。途中トイレ休憩とかありましたが、ずっと座りっぱなしなので結構お尻が痛い(笑)。立ちっぱなしだと結構きついかもしれません。このSea Life Parkも、次回機会を見つけて訪れたい場所なんですが、この日は別の予定もあったので外側だけ見てWaikikiに戻ります。

来た道を再び戻るのですが、反対車線になるHalonaとかHanauma Bayには停車せず、そのままKoko Marinaまで一気に戻ります。ここも、有名なお店とか映画館とかアクティビティも出来るそうで、時間がある時にはちょっと覗いてみるのはいいかも。

Koko Marinaを出発すると、再び海沿いの道をひたすら走り続けて、もう一度Kahala Mallに停車し、そこからDiamond Headにもう一度入ってWaikikiに戻るお客さんを拾ってWakikiのホテル街に入ります。

ホテル街のエリアは、一方通行が複雑に絡み合っているので、大きく山側の道路を回り込むようにして西の外れまで行き、NIKE TOWNのある所から出発したDFSの停留所に戻ってきます。帰りは、結構飛ばしたり停車駅も少ないので早くて、1時間程度でしょうか。それでも、往復3時間の旅は、なかなかタフでした。私が乗車したトロリーは、側面が完全にオープンの結構怖い車体で、途中飛び出しそうになることもあったんですが、もう少しちゃんとした(笑)バスのような車体もあるみたいなので、出来ればそういう「座り心地の良い車体」を選ぶのが良いかも。でも、なかなか面白い旅でした。(続く...)